雛人形の飾り方、もう忘れた!七段飾りはこう飾る | 丁寧に暮らし隊
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雛人形の飾り方、もう忘れた!七段飾りはこう飾る

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雛人形を飾ろうとすると、いきなり配置が分からなくなって手が止まって確認しまくる、なんて経験ありませんか?
1年に1回のことなので忘れてしまうんですよね。

こんな時のために去年撮ったスマホ画像、でもほんとに正しいのか不安になることもあります。

雛壇の組み立ては誰かに任せたいと思っている私ですが、ひな人形を飾る作業はちょっとテンション上がります♪

ここではフルセットとされる七段飾りのひな人形の飾り方をお伝えしていきます。

雛人形-七段飾り(十五人飾り)-飾り方

準備
・ひな壇を組み立てて毛氈(もうせん)を敷きましょう。

ポイント

・毛氈はアイロンをかけておく
・ひな壇と毛氈を止めておく(テープ・ヘアピン等)

七段目=最上段:親王雛(内裏雛)

屏風(あれば屏風の前に几帳を)、その前に親王台、親王台に内裏雛(男雛・女雛)を飾ります。

男雛を向かって左、女雛を向かって右に配します。

内裏雛の飾り方は正解、不正解はありません。

京風は男雛を向かって右、女雛を向かって左に配します。

両脇にぼんぼり、内裏雛の間に三方(さんぼう)を置きます。
三方には花をさした瓶子(へいし)を乗せます。

六段目=上から2段目:三人官女

立つ方2人+座る方1人→座る方が真ん中
座る方2人+立つ方1人→立つ方真ん中

バランスよくなるようにと覚えればOKです。

立つ方2人の時ですが、左右の配置の仕方は外側の足が前に出るように配置します。

手に持たせるもの

真ん中→嶋台または三方
向かって右の方→長柄銚子(ながえのちょうし)
向かって左の方→加銚子(くわえのちょうし)

官女の間には高坏(たかつき)に乗せた紅白饅頭やお餅などを供えます。

五段目=上から3段目:五人囃子

歌舞伎の囃子方と同じ並び方をします。
向かって左から

太鼓(たいこ)→大皮鼓(おおかわつづみ)→小鼓(こつづみ)→笛→謡い手(手に扇を持つこともある)

四段目=上から4段目:随身(ずいじん)

ひげの老人(左大臣)→左側(向かって右)
ひげのない若者(右大臣)→右側(向かって左)

冠をかぶせ次のように手に持たせます。

左手→弓
右手→持矢(羽を下に向ける)

背負い矢は羽の先が向かって右の肩越しに見えるように腰に差します。

2人の随身の間に菱餅を中央にしてお膳とともに飾ります。

三段目=上から5段目:仕丁(しちょう)

笑い顔・・・ほうきまたは台傘→向かって左
泣き顔・・・ちりとりまたは沓台(くつだい)→真ん中
起こり顔・・・熊手または立傘→向かって右

京風は御所内の掃除係を表しています。
左右の方の持ち物は入れ替わるところもあります。

仕丁の左右には木を配します。
橘を向かって左に、桜を向かって右に置きます。
右近(うこん)の橘(たちばな)・左近(さこん)の桜と呼びます。

二段目=上から6段目:嫁入道具揃

左から順

箪笥(たんす)→長持・挟箱(はさみばこ)→火鉢→鏡台→針箱→茶道具

長持の上に挟箱を重ねておきます。
若干入れ替わることもあります。

一段目=上から7段目:御輿入れ道具

姫君の御輿入れ(嫁入り)を表しています。

左から順

御駕籠(おかご)→重箱(じゅうばこ)→牛車(ぎっしゃ)

おわりに

地域やメーカーにより並び方や持ち物が異なることもある、ということなので神経質になることもないのかな、と感じました。

 

何が入っていた箱で、どうやって入っていたのかを写真に撮っておくと、片づけるときにスムーズなんじゃないかと思います。
ただ、出し始めるとついつい忘れて一気にやってしまうんですよね。

 

飾り方もそれぞれに意味があったりするので子どもと一緒に飾るときは、調べたり保育園で聞いてきたことを教えてもらったり女の子だけではなく男の子がいても楽しめますね♪

 

今さら気づきましたが三人官女も既婚と未婚の方がいらっしゃるんですね。

こちらはまろ眉にしていらっしゃる既婚者。

こちらは自眉?の未婚者。

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