毎日使うお弁当箱。
食べ終わってキレイに洗ったはずなのに、翌日お弁当を作ろうとフタを開けた瞬間に「まだ臭う…」。
香りの強いおかずを入れた後は、臭いがしっかりとこびりついてしまうことも。
ここでは、そんな「お弁当についたしつこい臭い」をしっかり取り除けるやり方です。
毎日使うものだからこそ、安心して使い続けられるような臭い取りの裏技を試してみましょう。
なぜ弁当箱に臭いがつくの?
お弁当箱の臭いの原因は、食材から出る「油分」や「タンパク質」、そして「香り成分」にあります。
特にプラスチック製の弁当箱は、細かい傷や表面の性質によって成分が染み込みやすく、しっかり洗ったつもりでも臭いが残りがちです。
また、香りの強いカレーや焼き魚などは、弁当箱に香りがつきやすく、普通の洗剤だけではなかなか落ちないことも。
こういった場合には、消臭力の高い素材を使った「臭い取りの裏技」が効果的です。
臭いが頑固なときに試したい裏技
しつこい臭いを取るための裏技を紹介します!
どれも家にあるもので簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
重曹とお湯でつけ置き
重曹は、食品の臭いや油分を吸収してくれる優れたアイテムです。
お弁当箱を普通に洗った後、大さじ1~2杯の重曹とお湯を注いで1~2時間ほどつけ置きしましょう。
最後にしっかり洗い流せば、臭いが驚くほどスッキリしますよ!
重曹と酢のダブル効果を活用
重曹だけでは取れない頑固な臭いには「重曹+酢」が効きます。
お弁当箱に重曹を少し入れ、そこに酢を少しずつ注ぐと発泡してきます。
この泡が細かな臭い成分を浮かせてくれるんです。
その後、お湯を足して1時間ほどつけ置きすればOK。
酢のツンとした臭いも残らないので安心です。
レモン汁やみかんの皮で自然に消臭
柑橘類の香り成分も消臭効果があります。
レモン汁を数滴入れて水と混ぜ、少しの間つけ置きするだけでも効果的。
みかんの皮も弁当箱に入れて一晩置いておくと、柑橘のさわやかな香りがしみ込んで嫌な臭いを中和してくれます。
【素材別】弁当箱の臭い取り特効法
弁当箱の素材によって、効果的な消臭方法は異なります。
特にプラスチック製と金属製の弁当箱に合った方法を紹介します。
プラスチック製弁当箱にはお茶パックがおすすめ
プラスチック製のお弁当箱には、お茶の消臭効果が最適です。
使い終わったお茶パックや乾燥した茶葉を入れて蓋を閉じ、数時間置いてみてください。
お茶が臭いを吸収しつつ、さわやかな香りを残してくれます。
金属製弁当箱にはコーヒーかすが効果的
金属製のお弁当箱は比較的臭いがつきにくいのですが、それでも臭いが気になるときにはコーヒーかすが効果的。
乾燥したコーヒーかすを弁当箱に入れて蓋を閉じ、数時間おいておくだけで、気になる臭いが軽減されます。
コーヒーかすがない場合は、コーヒーフィルターの中身でもOKです。
木製弁当箱(曲げわっぱ)にはお茶の葉がおすすめ
使い終わったお茶葉を木製弁当箱に入れ、蓋をして数時間置いておくとお茶の消臭効果で自然に臭いが取れます。
曲げわっぱの繊維にも優しく、さわやかな香りもプラスされるためおすすめです。
使い終わった茶葉がない場合は、乾燥した茶葉や市販のお茶パックでも代用できます。
日陰でしっかり乾かす
木製弁当箱の臭い対策には「乾燥」も重要です。
使用後はすぐに洗い、柔らかい布で水気を拭き取り、日陰でしっかり乾かしておきましょう。
湿気が残るとカビや臭いの原因になるため、乾燥を習慣づけるだけで臭いがつきにくくなります。
頑固な臭いを防ぐための予防対策
臭いが取れたら一安心ですが、予防対策も大事です!
臭いをつけないための簡単な工夫を日常に取り入れましょう。
- お弁当が冷めてから蓋をする:温かいまま蓋をしてしまうと、蒸気がこもって臭いが残りやすくなります。冷めてから蓋をすることで、臭い移りがかなり軽減されます。
- サラダ油を薄く塗る:お弁当箱の内側にほんの少しサラダ油を塗ってからおかずを入れると、油膜ができて臭いがつきにくくなります。ただし、食材の味に影響しないように、ごく薄く塗るのがポイントです。
- シリコンカップやアルミホイルで仕切る:おかずを直接弁当箱に入れると臭い移りの原因になりますが、カップやホイルで仕切ると防ぎやすくなります。
まとめ
弁当箱の臭い取りには、重曹や酢、柑橘類などを活用した方法がとても効果的です。
素材別の対策を知っておくと、困ったときにもすぐに対応できますよね。
さらに、予防策も一緒に取り入れておけば、臭いの悩みもぐっと減るはずです。
毎日のお弁当を、快適に楽しむためにも、ぜひ気軽に試してみてくださいね!
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