秋から冬にかけて気温が下がってくると、カメムシが自宅やベランダに侵入してくることが増えて困りますよね。
独特な臭いを放つカメムシは、できるだけ寄せ付けたくないものです。
そこで今回は、誰でも簡単に取り入れられる「カメムシを寄せ付けないための対策」を紹介します。
精油スプレーや隙間対策、専用グッズを駆使して、カメムシの侵入を防ぎましょう!
日常で使える手軽な予防策をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
カメムシが自宅に侵入する理由とは?
秋から冬にかけて、いつの間にかカメムシが家の中に入ってきていると思うがある方も多いと思います。
カメムシは気温が下がると暖かい場所を求め、自宅やベランダに集まりがちです。
特に気温が下がると建物内に避難しようとするため、住宅地やマンションで発生が増える傾向があります。
カメムシが好む場所は、家屋の隙間や窓、網戸の小さな隙間など、意外とどこにでもあります。
また、カメムシは日光が当たる暖かい場所や、風を防げるところを好みます。
これらを把握することで、カメムシが寄り付かない環境を整え、侵入を予防できるのです。
カメムシを寄せ付けないための簡単な予防策5選
ここからは、自宅やベランダで簡単に取り入れられるカメムシ対策をご紹介します。
どれも手軽に始められる方法ですので、ぜひ試してみてください。
1. カメムシが嫌がる「ハーブや精油スプレー」の活用
カメムシは特定の香りが苦手です。
特に、ミントやティーツリー、ユーカリなどの香りはカメムシ対策に効果的です。
スプレーボトルにこれらの精油と水を混ぜたスプレーを作り、窓や網戸、玄関周りに定期的に吹きかけると、カメムシを寄せ付けにくくなります。
また、ハーブを育てられる環境であれば、鉢植えでミントなどを育てて窓際に置くのもおすすめです。
隙間をふさいで侵入を防ぐ「すきまテープ」の利用
カメムシは家の小さな隙間からも侵入してきます。
特に、窓のサッシやドアの隙間などはカメムシが入り込みやすいポイントです。
すきまテープやパテを使って隙間を塞ぐことで、侵入経路を断つことができます。
網戸の枠周りや窓枠の隙間にテープを貼るだけでも、防御力がアップします。
3. 網戸や窓のチェックで二重のガード
網戸が破れていたり隙間が空いていると、カメムシが侵入する原因になります。
定期的に網戸や窓の状態をチェックし、破れている部分があれば修理しましょう。
さらに、網戸の隙間が気になる場合は目の細かいメッシュのものに替えると、より高い防御効果が期待できます。
網戸の上から隙間防止用の目張りシートを貼るのも効果的です。
4. 自宅周りを整理整頓してカメムシの隠れ場所を減らす
カメムシは植木鉢の裏や物置の隙間など、細かい空間や隙間に潜んでいることが多いです。
自宅周辺に物が散らかっていると、カメムシが集まりやすくなります。
植木鉢や物置は定期的に動かしたり、不要なものは片付けるなどして、カメムシの隠れ場所を減らしましょう。
特に秋口は掃除を徹底すると効果が期待できます。
5. カメムシ専用の忌避剤を設置する
最近では、カメムシ専用の忌避剤が市販されており、玄関やベランダに設置するだけで寄り付かせない効果が期待できます。
忌避剤はスプレータイプや吊るすだけのタイプなどさまざまな種類があり、設置場所に応じて使い分けられます。自宅の環境に合わせて選びましょう。
カメムシ対策を行う際の注意点
カメムシ対策をする際には、いくつか注意が必要です。
カメムシは触れると強い臭いを放つため、不注意に接触すると家の中に臭いが残ってしまうことがあります。
以下のポイントに気を付けながら対策を行いましょう。
カメムシに直接触れないように注意する
カメムシは危険を感じると強い臭いを放つ特性があります。
この臭いは家具や衣服に付着すると取り除くのが難しいため、素手での接触は避けましょう。
カメムシを見つけたら、掃除機やティッシュを使って慎重に処理するのがおすすめです。
また、掃除機を使った場合は臭いが掃除機内に残る可能性があるため、すぐにフィルターを清掃するか使い捨ての紙パックを使用すると良いでしょう。
精油や忌避剤の取り扱いに注意
精油スプレーや忌避剤を使う際は、使用方法や注意事項を守りましょう。
特に精油には、高濃度で使用するとペットや小さな子供に悪影響を与える場合があるため、使用濃度を守り、手の届かない場所で使用することが重要です。
また、精油や忌避剤を使いすぎると逆に不快な匂いが充満する可能性もあるため、適量を意識しましょう。
定期的に対策を見直す
カメムシ対策は、一度行えば完全に防げるわけではありません。
特に精油スプレーなどは効果が持続しにくいため、定期的にスプレーし直すことを心がけましょう。また、季節が変わればカメムシの発生場所や侵入経路も変わるため、定期的に家周りの状態を確認して対策を見直すことが大切です。
まとめ
カメムシを寄せ付けないためには、日々の小さな工夫が重要です。
ハーブの香りや精油スプレー、隙間をふさぐテープや網戸のチェック、さらには自宅周りの整理整頓など、どれも難しい方法ではありませんが、積み重ねることで効果が期待できます。
特に秋から冬にかけては、カメムシが暖かい場所を求めて屋内に侵入しやすくなるため、日頃からの対策を習慣にすることが大切です。
また、カメムシ専用の忌避剤や市販グッズも上手に取り入れることで、手軽に防御力を高めることができます。
これらの対策を実行して、家族みんなが快適に過ごせるカメムシのいない住環境を整えましょう。
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