子どもが小学校から赤い羽根共同募金のお知らせをもって帰ってきました。
日本人なので募金とかボランティアの精神に欠けるので、募金をいくらすればいいのか悩みます。
自分が小学生の時ってどうしてたかな~と思い返しても全くダメ。
赤い羽根を通学帽子に付けてた記憶はあっても、募金した記憶がない。
親が持たせてくれてたのかすら覚えてません。
ということで、小学校の赤い羽根募金にいったいくら渡せばいいのか、参考になる目安や相場の金額を調べてみました。
お金じゃなくてペットボトルのフタ・使用済み切手も集めるので、そっちだけでいいじゃないかと思いつつ、みんなが持って来たら自分も持って行かなくちゃの半強制的な空気はどうにもできないのです・・・。
小学校の募金にみんないくらくらい出してる?出さない人もいる?
学校からわざわざお便りをもらってきて、さらに一斉メールにて“ボランティア活動(募金)”の通知がきました。
生徒が現金を持って行くことになるので、袋に入れてもたせるようにという注意喚起。
ご協力いただけますようお願い~ということでしたが、募金しないというのはありなのか自分的にはアリですがもやもやするんですよね。
ネットではこういう声も。
長男が小学校緑の羽根募金のおたより持ってきたけどさ、いくら持たせるのかはっきり決めちゃってほしいわ…。
100円でいいかね〜。— Yamano (@yo_ryu_2012) April 21, 2019
小学校のとき、学校に来る募金のお願いがいやだったな。
10円で医薬品が買えます〜とか100円で何人の命が救えます〜とか。通販番組か。
なんだか馬鹿にしているようで、私は家に帰ると母親に小銭を返していた。周りの子
達が「何円入れた?」とか話しているのもいやだった。
— ゆめみだいふく (@y_m_m_) January 3, 2017
知人友人姉妹などに聞いたところ
・10円
・子どもの財布に入っている小銭の一部
・自分の財布に入っている小銭の一部
・1000円
・お賽銭感覚で数十円
・学年×10円
・年齢×10円
・100円
・10円
などなど
高額だと1,000円で、多い意見ながら少額なのが10円でした。
おのおの募金箱に好きなタイミングで入れるというのなら10円でもいいかなーと思うのですが、集金形式で袋に入れて持ってくるように言われている場合、10円でいいのかな?と思ってしまいます。
ボランティアだから募金は「気持ち程度」「出さなくてもいい」
確かに募金活動はボランティア。
したい人がして、やりたくない人はスルーする世界です。
私もそれでいいと思っています。
ただ、学校で募金を集めると言っている以上は少しでも持たせてあげないと、子どもの忘れ物にされてしまいそうなんですよね。
しかも、子どものことなので「○○円持ってきた」とか「いくら持ってきた?」という話になります。持って行かないという選択は子どもにとってはかわいそうですよね。
ネットでも調べましたが「10円」という意見が多かったです。
子どものお小遣いから出せる金額を募金する
日本の募金活動は「助け合いの精神を植え付けるための活動」じゃないかと常々思っています。
海外と違ってボランティア精神が根付いていないので、大人ですらそうなので子どもに教えるのはなかなか難しいなーと感じています。
私は『余裕があれば募金できるけど生活でいっぱいの時は人様に差し出すお金はない』という考えです。
さらに言ってしまうと、本当にちゃんと募金は活用されているのか?と疑問や不安もあります。
正解はありませんが、
「親がする募金ではなく子どもがする募金なので、子どもが出せる金額を出せばいい」
と結論づけました。
「募金はしない」という人も少数いますが、学校で子どもが気まずい思いをするのを避けたいので本当にしない人はごくわずかです。
小学校の募金の金額の目安・相場は10円?100円?
一律10円、100円と言われれば出しますが、それって募金じゃなくてまんま集金。
学校からは言えませんよね。
親同士で相談できればいいですが、あまりお金の話てしないですからね・・・。
これはいいな!という意見があったのでご紹介しますね。
これなら10円でショボイという気持ちはおきなくて、かつジャラジャラしていてたくさん持ってきた感がでます!
注意※財布に小銭が10円以下という状況の場合、すごく困る
・子どもと相談して、子どもが出せる金額を出す
・手持ちの小銭で100円以下を出す
・手持ちの小銭が少ない場合は100円
このあたりの金額を目安にすればいいでしょう。
「平成29年度 募金総額(一般募金+歳末)の一人当たり・一世帯当たり平均寄付額」
という資料があったので紹介します。
1人あたりの全国平均額
東京都 88円
大坂府 74円
山梨県 193円
(私が現在住んでいる県)高額募金額の県
岩手県 279円
島根県 291円全国平均 140円
(c)中央共同募金会,2018より
大都市圏は出さない人が多いのか、最低金額の100円以下となっています。
(100円以下は東京都・大阪府だけ)
岩手県と島根県はほぼ全国平均の2倍です。
お金持ちが多いのか、募金活動が盛んなのか、強制的に集められているのかは不明なのでなんともコメントしようもありませんが、田舎は募金額が高くなる傾向のようですね。
まとめ
小学校の赤い羽根募金で出す金額の相場は10円~100円。
小学校の赤い羽根募金で出す金額の目安は
・小銭の寄せ集めで100円以下
・子どもが決める
となりました。
『500円くらい出さないと恥ずかしい』『小銭なんて恥ずかしい』という少数派の考え方もあるので、結局は人それぞれ。
募金は強制ではないですし、金額も設定されていません。
それでも小学校で集められる以上は子どもが恥ずかしい思いをしないように、ある程度のお金を募金させてあげる必要がありますね。
『募金するなら嫌々2~300円くらいかな』と思っていましたが、「10円」「100円」「100円以下」という人が多くて安心しました。
見栄をはりたいわけではありませんが、極端に少ない人になりたくはありません。
コメント
「ボランティア精神が日本には無い」というのは違うと私は思います。昔から日本には子どもやお年寄りを地域で面倒を見たり、余裕が無い家庭にはツケで商売したり余り物を融通したり、集まって地域清掃したり家の前の道路まで清掃したりなど、日常の細かいところまでボランティア精神に溢れていました。定着していなかったのは「ボランティアをお金に置き換える」という欧米式のやり方です。そして現代ではお金お金の社会になり、コミュニティのつながりが希薄になり、日本式のボランティア精神も失われつつあるのかもしれません。
コメントありがとうございます。
>定着していなかったのは「ボランティアをお金に置き換える」という欧米式のやり方
その通りですね、余裕がないのに身銭を切るのはちょっと・・・となりますよね。
ボランティア精神にあふれる人と、他人にまったく興味のない人の2パターンに完全に分かれつつあるな、と思います。
ご意見どうもありがとうございました。