どくだみ茶は体に優しいお茶として昔から親しまれてきました。
5月ごろが収穫の最適な季節で、この時期に自分でドクダミを収穫して手軽に作ることができます。
作り方はとっても簡単、どくだみ茶の作り方をお伝えします。
どくだみの収穫
まず、どくだみを収穫します。
どくだみは地下茎で増えるので、根元からざくっと切り取ってもまた生えてきます。
どくだみは公園や道路脇にも生えていますが、できればプランターや山間部など、きれいな環境で育ったどくだみを選びましょう。
そのほうが安心してお茶にできますね。
どくだみの洗浄と乾燥
収穫したドクダミはバケツでザブザブと洗いましょう。
このとき、他の植物や枯れた葉も取り除いてください。
また、虫がついていることが心配な場合は、水の中に少量の酢を加えて洗うと効果的です。
きれいに洗ったら、新聞の上に広げて水気を切ります。
水気を切ったら、根元を輪ゴムで束ねて陰干ししましょう。
風通しの良い場所で1週間ほど干すと、カラカラに乾燥します。
もっと早く乾燥させたい場合は、真夏の猛暑日に天日で乾かすのも効果的です。
気温が30度を超えるような日は、1日で乾かすことができます。
また、風呂の乾燥モードや扇風機を使うと、乾燥が早まります。
刻んで保存
乾燥したどくだみは、ハサミでザクザクと切り刻みます。
刻んだものは、タッパーに乾燥剤と一緒に入れて密封保存しましょう。
もし少し湿っている場合は、フライパンで軽く火を通して乾燥させると良いでしょう。
きちんと乾燥していれば1年間ほど保存が可能です。
どくだみ茶の煎じ方
乾燥したどくだみを使って、おいしいどくだみ茶を作りましょう。
どくだみは1日分として、10gから15gを500gから700gの水で煎じます。
ホウロウの鍋や耐熱ガラス瓶を使い、弱火で約20分ほど煮込みましょう。
茶色いエキスが出てきたら、茶こしでこして完成です。
より簡単に楽しみたい場合は、市販のお茶パックに乾燥したどくだみを入れて、沸騰したお湯で5分から10分ほど煮立てる方法もあります。お好みで煮出す時間を調整して、自分に合った味を見つけてみてください。
どくだみ茶をおいしく飲むコツ
どくだみ茶はそのままでもおいしいですが、少し癖が気になる方はビワの葉やハトムギ、ハブ茶などとブレンドしてみるのもおすすめです。
味がまろやかになり、飲みやすくなりますよ。
また、はちみつやレモンを加えると、どくだみ茶の苦みが和らぎ、より飲みやすくなります。
苦味が強いと感じる場合は、これらの方法を試してみてください。
まとめ
どくだみ茶は、作る過程も楽しみの一つです。
自生していることがほとんどなので自家製ならゼロ円でどくだみ茶を作ることができます。
そして、何よりも安心して飲むことができます!
春の爽やかな風を感じながら、自然の恵みをたっぷり受けたどくだみ茶を楽しんでみてくださいね。
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