日焼け止めを塗る時って気を付けていても服に付けてしまうことがよくあります。
自分だったらちょっと付けてしまう程度ですんでも子どもが自分で日焼け止めを塗ると、ポトリとけっこうな量を服に落としてしまう“あるある”も。
普通に洗濯機で水洗いしても服に付いた日焼け止めは簡単には落ちてくれません。
今回は服に付いた日焼け止めの落とし方についてお伝えします。
日焼け止めがついた衣類の洗濯に漂白剤を使うととんでもない結果になるという情報もご紹介!
服についた日焼け止めの落とし方
服に付いた日焼け止めは普通に洗濯機で洗っても落ちません。
日焼け止めはほとんどがウォータープルーフタイプなので水をはじきます。
水洗いでの洗濯では簡単には落ちないようになっています。
日焼け止めのついてしまった服を洗うときは、まず水洗いが可能な素材かどうかをチェックします。
洋服のタグに描かれている洗濯表示を確認して水洗いが出来る物なら自宅での洗濯ができるので、日焼け止めを落としていきましょう。
クレンジング剤を使った日焼け止めの落とし方
顔に塗った日焼け止めの落とし方と同じですね。
オイルタイプではなくジェルタイプのクレンジング剤を使います。
①付着した日焼け止めにクレンジング剤をなじませます。
②汚れが浮いてきたら水かぬるま湯ですすぎます。
③あとは普段の洗濯と同じように洗います。
クレンジングオイルを使う場合
クレンジングオイルしか無い、というときは台所用中性洗剤とオイルタイプのクレンジングを混ぜたものを使います。
また、洗剤と混ぜずにクレンジングオイル単体で使う場合は、生地の裏側から叩き出す方法がオススメです。
①乾いたタオルの上に日焼け止めが付いた服をのせます。
※のせ方:付着した日焼け止めがタオルに当たるように置く。
②クレンジングオイルを歯ブラシに付けて裏側から優しく叩きます。
③食器用洗剤を付けてもみ洗いします。
④あとは普段の洗濯と同じように洗います。
クレンジング剤がない場合の落とし方
クレンジング剤がない場合はできる限り早く対処しましょう!
使うのは食器用洗剤。
※お湯より水で洗うほうが良いです。
日焼け止めが付いたらすぐ洗う!
日焼け止めが服についたのをほったらかしにして日がたってしまうと酸化して落ちにくくなってきます。
朝や出かける前に付けてしまうと面倒くさいし帰ってからでいいかと放置してしまいますが、どんどん落ちにくくなるということだけは気にしておくようにしたいですね。
ちょっとしかついてない場合
服に日焼け止めが付いたけどちょっとだけだし、クレンジング剤を使ってわざわざ洗うのは面倒臭い。
そういう時は付いたらすぐ洗う!で解決。
ちょっとだけ付いた、すぐに洗える、というのであればすぐに洗濯機に入れて洗いましょう。
手洗いする手間無しで付着した日焼け止めを落とせると思います。
洗濯機にすぐに入れられない場合は日焼け止めがついた部分を水で流しながらつまみ洗いします。
外出先での落とし方
出先での日焼け止めの塗り直しの時に服に付いた時の対処法を紹介します。
メイク落としシートを使う
メイクポーチに入れている人も多いのがシートタイプのメイク落とし。
持ち歩いていない場合は、ぜひこの機会にポーチに入れるようにしてみてください♪
水が使えるようなお手洗いなどで作業をしましょう。
①日焼け止めの付いた部分にメイク落としシートの液がしみ込むように軽く押さえつけます。
②次に、トントンと叩きます。
③全体的に取れてきたら、水で流します。
水洗いできない場合は②で終了して、その後水洗いできるタイミングで洗いましょう。
トイレにあるハンドソープを使う
メイク落としシートがない場合はお手洗いに備え付けてあるハンドソープを使います。
①服に付いた日焼け止めはティッシュで押さえるようにして取れる分は取り去ります。<こすらないように!>
②ハンドソープを日焼け止めが付いた部分になじませて、再びティッシュで拭き取ります。
③①~②を何度か繰り返した後、水で流します。
(水で流せない場合は、ティッシュできれいに拭き取ります)
応急処置的なやり方なので、きれいに落ちないこともあります。
帰宅後にクレンジング剤を使ったやり方で落とすようにしてください。
ドライ指定素材の服の場合
日焼け止めがついてしまった服の洗濯表示を確認して、水洗いできない『ドライ指定』素材の場合はクリーニング店に持ち込みましょう。
時間がたてばたつほど取れにくくなるので、出来るだけ早めに行く必要があります。
知らないと怖い!日焼け止めに漂白剤を使うとどうなる?
日焼け止めの汚れが付いた衣服は塩素系の漂白剤で洗濯するのはよくありません。
塩素系の漂白剤と日焼け止めは相性が悪いです!
理由は、日焼け止めに含まれている成分と塩素系漂白剤が反応してピンク色に変色してしまうことがあるから。
白い衣類を塩素系漂白剤「ハイター」で漂白して衿や袖口がピンクに変色した場合は、その部分に日焼け止めが付着していた可能性が高いです。
このように変色するんですね・・・('Д')
ちょヤバ!!!
白い服の襟元汚れが何しても落ちなくて
めんどくて塩素系漂白剤かけた瞬間…
ど…ピンク色!!!
慌ててGoogle先生に聞いたら、衣服についた日焼け止めの成分と反応してピンクになるのだとか…
とりあえずすすいで、日焼け止めをきちんと落とせば大丈夫だと。
衝撃画像↓ pic.twitter.com/VMCFme18Qe— 蜂ドラム缶 (@yrsk229) June 18, 2017
ピンク色になった場合でも何度もしっかり洗濯していくうちに変色は落ちていくそうですが、生地を傷めてしまうので避けたいですよね。
まとめ
服についてしまった日焼け止めを落とすには、メイクを落とす時に使う“クレンジング剤”を使うのが一番です!
白っぽい色の服を漂白する場合は、日焼け止めの成分と反応してピンク色に変色してしまいますが、洗えば落ちるということなのでビックリして捨てたりしないでくださいね。
白浮きしないジェルタイプの日焼け止めを使えば、服に付いた時もあまり目立たなかったり、石鹸で落とせるタイプならクレンジング剤を使わず普通の洗濯で落とせると思います。
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