小学校2年生と4年生の子どもがいて2人とも水が苦手です。
小学校のプールの授業では泳げない部類に入ります。
過去2年間はコロナで水泳の授業がありませんでしたが2022年は再開となり、プールで泳げない子どもはどうしたらいいのか…。
泳げる子にとっては水泳の授業ってものすごく楽しいんですが、「泳げない」「水が嫌い」な子にとっては『休みたい』くらい無理。
泳げない子どもが授業についていけるか、いじめられたりしないかが心配です。
そこで小学校のプールで泳げない子どもがいるときの対策をまとめてみました。
小学校でプールの授業で泳げない子はどうする?
小学校ではプールの授業だけ受けていても、全く泳げない子は泳げるようになる事はほぼありません。
とくに低学年では泳ぎ方の指導ほぼありません。
じゃあどうすればいいのかというと
・諦めて泳げないまま6年間(+中学3年間)過ごす
・親が教える
・スイミングスクールに入れる
という対処方法があげられます。
泳げないままで過ごす
大人でも”カナヅチ”だという人はたくさんいます。
プールや海に遊びに行っても、水に入らなくても遊べます。
泳げないまま大人になってもそれほど困ることはありません。
授業中に自分だけが泳げなくても平気なら泳げないままでも良いのかもなと思います。
小学校のプールで泳げないから何が困るのかというと、1学期の体育の成績が悪くなること。
親が教える
水慣れから始めるなら、親が子どもと一緒に市民プールなどで一緒に入る事から始めるのがいいのではないでしょうか。
小学校低学年ならスイミングスクールなどで水慣れのコースがありますが、たいてい2年生まで。
3年生以上で水に顔を付けるのが無理、という場合は家のお風呂や親と一緒にプールに行って、まずは水に慣れることから始めればと思います。
素人が泳法を教えるのは無理でも、水慣れから初めて伏し浮きやバタ足くらいまでを教えることはできそうです。
親が教えてあげられない場合は、マンツーマンのコーチに依頼するという方法もあります。
マンツーマンレッスンはスイミングに行くよりも費用がかかりますが、付きっきりで教えてもらえるので安心できそうです。
のんびりした水泳の授業ならいいのですが記録会などみんなの前で泳ぐ機会があるのなら、多少は泳げる方がいいかもしれません。
『見られて恥ずかしくない程度には泳ぎたい』と子ども自身が希望するならスクールに入るのが一番でしょう。
スイミングスクールに入れる
水には入れる、顔を付けることができる、というのが前提になりますがスイミングスクールに入ればしっかり泳ぎを教えてもらえます。
学校の授業ではちゃんと泳げるようになるという期待ができませんから、子どもが「泳げるようになりたい」というのであればスイミングスクール一択です。
小学校の水泳の授業だけでは泳げるようにはなれない?
小学校の水泳の授業では、先生は泳ぎを教えるというよりは安全指導者という位置づけです。
水着着用でバリバリ指導するのではなく、Tシャツに短パンで陸から指導、監視をしていることが多いでしょう。
逆に考えると、泳げない子や体調の悪い子がいるかもしれないのに先生がプールの中で熱心に指導しているほうが危険な感じがします。
水泳の授業は教師もいつもの体育と違って人数を増やして対応していたりしますが、目が行き届かないと命に関わります。
小学校…泳ぎの基本的な動きを身に付ける段階
中学生…動き(泳法)を獲得する段階
高校生…動き(泳法)の質を高める段階
小学校では泳ぎの動きを身に着ける段階なので、水にもぐったり浮いたりバタ足をしたりという、泳げる子には簡単すぎる内容となっています。
中にはスイミングに行かなくても水泳の授業だけで泳げるようになる子もいます。
水泳は習わなくても泳げるようになるが…
水中にいるのが平気なら、わざわざスイミングスクールに通わなくても泳げるようになる子がいます。
そういう子どもは、授業で覚えたり水泳の得意な友達のマネをしたりしてマスターしていきます。
言ってしまえば、「運動神経が良い」「センスがある」子どもは一人でどんどん上達していきます。
逆に習っていても変なフォームで泳ぐ子もいれば速くならないな子もいます。
【体験談】3才からスイミングに通ってたが習ってない子より遅かった
私は兄弟そろって子どもの時からスイミングスクールに通わせてもらっていました。
運動神経は悪いほうで、中学生になった時は陸上も球技も無理なので唯一泳げるという理由で水泳部に入部。
そんな私は、「フォームはまあまあきれい」と言ってもらえていましたが、泳ぐのがめちゃくちゃ遅い。
小学校時代にスイミングスクールにいってなくて、せいぜい授業と夏休みに泳いでいたという人達がどんどん速くなっていくのを見ていました。
泳げるから、という理由でリレーでは背泳ぎ担当でしたがスクール未経験のクロール担当と平泳ぎ担当の2人がかなり速くて、私が遅いのをカバーしてくれていました。
速い友人は泳いでいるところを見ても、きれいなフォームでしたし推進力もすごくありました。
そういう経験から、『子どもの時からスイミングに行く必要』についてはずっと疑問を持っています。
子どもが短期間で泳げるようになるには
小学校のプールの時間では親の望む泳げるレベルにはなりません。
「授業で一人だけ泳げない人」になりたくないなら、家庭で対応が必要です。
一番はやはりスイミングスクール。
学校によっては、夏休みに短期教室を開催して上達の機会を作ってくれる所もあります。
泳ぎを習う場合、スクールによって料金に違いはありますが、だいたい似たり寄ったりです。
スイミングにかかる料金<一例>
年会費:1,100円(税込)
水光費協力金:418円(税込)/月
月会費:6,600円(税込)/週1回 ・ 8,800円(税込/週2回
初期登録料 1,100円(税込)
初年度年会費 3,960円(税込)
月会費:8,140円(税込)/週1回 ・ 10,340円(税込)/週2回
公共施設は少し安いので検討してみても。
公共のB&G海洋センター
週2コース・16,500円(3カ月分)
さいごに
学習計画(時間割)を見ていると小学校のプールの時間は水泳ではなく“水遊び”の時間ですね。
特に低学年はまだまだ水に浸かる程度。
4年生になっても、泳げない子はプールの壁に沿って歩いているらしいので、学校では泳げるようになる期待はできません。
期待してはいませんが、多少は水泳らしい授業をしてもらいたい気もします。
スイミングスクールに通っている子の割合はわかりませんが、泳げる子と泳げない子の差はかなりあると思います。
コメント