着なくなった服や着古して傷んでしまった服の処分は燃えるゴミで出していいのでしょうか。
Tシャツやカットソーなら悩むことも無く燃えるゴミですがパーカーやボタンシャツはそのまま捨てられるのか、すべてのパーツを外すのかで迷います。
また、成長期の子どもがいるとサイズアウトで着られなくなった服が大量発生することも。
今回は知っておかないと困る「服の処分方法、ファスナー付きの衣類や服を大量に捨てる方法」について調べてみました。
【服の捨て方】基本は「資源ごみ」
自治体のルールによって衣類の分別は異なりますがたいていは、状態が良い衣類は燃えるゴミではなく「資源ゴミ」。
また、綿50%以上のシーツ・タオル・下着などの布類は「古布の無料回収」へ。
※下着類も対象ですが見えないようにして普通ゴミでも可
また、まだ着られる衣類はリユースを行っています。
※回収した古着・古布は、「反毛綿(はんもうわた)」にして車の内装材としてリサイクルされる
【服の捨て方】傷んだ服は燃えるゴミ
傷みや汚れがひどくて再利用できない服は「普通ごみ・燃えるゴミ」として出すことになります。
古着として回収される資源ごみはリユースが前提なのでボタンやファスナーを付けたまま出すことができます。
ですが自治体によって分別方法やゴミの出し方のルールが違うので、ホームページなどで確認してからゴミを出しましょう。
引っ越しなどで数か所で生活し、ゴミを出してきましたが『衣類のファスナー』に言及したゴミ分別をしている地域はありませんでした。
たいていの地域で、ファスナーやボタンの付いている服は“燃えるゴミ”扱いになっているようです。
服を大量に捨てる場合
引っ越しや大掃除などをきっかけに服を大量に捨てる時の注意点です。
自治体によって違いはありますが、ゴミ出しは1家庭あたり1回につき3袋以内などと個数が決められていることがあります。
住んでいる地域の回収ルールをしっかり確認してからゴミ出しをしましょう。
ファスナー付きの衣類は燃えるゴミで出せる?
ファスナーやボタン、フックなどの金属やプラスチック部品の付いた衣類の分別は自治体によって違います。
多くの自治体でのルールでは、衣類の処分は資源ごみと燃やすゴミに分別します。
まだ切られる服はそのまま古着・布類など資源ゴミの回収に。
それ以外の傷んだ服や汚れた服は燃やすごみ(燃えるゴミ)で出すことになります。
まれにですが、焼却炉に予算がかけられない地域などでは分別ルールが細かく指定されていることもあります。
そういう地域では、ファスナーなどの付属品を外して分別するように指定されているので、可能な限り切り離したりして外します。
外したファスナーなどは金属は不燃ゴミ、プラスチックは燃えるゴミになりますが、これもやはり自治体によって違うので確認が必要です。
さいごに
購入するときに「捨てるときのこと」を考えていたら何も買えなくなってしまいます。
でも捨てるときは分別するのがとても面倒なので、買うときに一度考えることも必要かもしれません。
たいていの服はまだ着られるなら売ってしまうか資源ごみ、傷んでいたり汚れがあれば古布か燃えるゴミになります。
綿素材の服なら小さく切ってウエスとして家で掃除などに使えるので、できるだけリサイクル・リユースしていきたいですね。
着古した服をウエスに🌱
こちらは主にキッチンで使用。
ちょっと拭いたり、お鍋の油汚れを拭き取ったり。
どうせ捨てちゃう服だからキッチンペーパーの代わりに使ってから処分。 pic.twitter.com/GSBqBKGP2f— ようこ (@yoko_ethical) November 28, 2021
コメント