ブタクサとセイタカアワダチソウは葉で見分ける!花粉症の原因はこっちだ! | 丁寧に暮らし隊
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ブタクサとセイタカアワダチソウは葉で見分ける!花粉症の原因はこっちだ!

身近な植物

秋も花粉症には要注意!

原因として有名な植物がブタクサなんです。そして実はブタクサだと思い込んでいた植物がセイタカアワダチソウかも!!

花粉症の原因だと思われて目の敵にされがちなセイタカアワダチソウですがブタクサよりもずっと目にする機会が多いんです。

そのくらい身の回りにはびこっているともいえるのですが、花粉症の原因ではないのであまり嫌わないであげてほしい気もします。

間違われやすいセイタカアワダチソウですが、ブタクサとの見分け方をご紹介します。

花粉症の原因となるブタクサに対して、セイタカアワダチソウは有効活用できる植物なので一緒にお伝えしますね(^^♪

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ブタクサとセイタカアワダチソウは葉に注目

ブタクサとは

[キク科ブタクサ属の一年草]

開花時期 : 7〜10月頃

高さ : 1mほど

葉の特徴 : 細く切れ込んでいる

 

セイタカアワダチソウとは

[キク科アキノキリンソウ属の多年草]

開花時期 : 9〜11月頃

高さ : 1 - 2.5mほど(3.5 - 4.5mになることもある)

葉の特徴 : 笹の葉のような形で先が尖っており縁にはぎざぎざがない

どちらも外来種の雑草で、黄色い花をつけます。

 

黄色い花という特徴のため、セイタカアワダチソウをブタクサだと勘違いしてしまい、セイタカアワダチソウを目の敵にする花粉症患者も多いようです。ブタクサは遠目には黄色い花を確認するのは難しく、近寄って初めて黄色い花だとわかる程度なので、秋の背の高い黄色い花=ブタクサというのは間違いです。

葉っぱをよく見る!

近くでみて、葉っぱを見ると違いがよくわかります。ブタクサの葉っぱはひらひらした感じです。

 

 

一方セイタカアワダチソウの葉っぱは笹の葉に似ていて、とがった感じ。

参考にクマザサの葉をどうぞ。

セイタカアワダチソウは秋になると土手などでよく見るのですが、ブタクサはほとんど見たことがありません。

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セイタカアワダチソウ?ブタクサ?花粉症の原因

ブタクサは7~8頃に花が咲き始め、花粉の飛散も始まります。風媒花(ふうばいか)といって花粉を運ぶのは主に風となる花のため、花粉が飛びやすくなっています

 

逆にセイタカアワダチソウは花粉を虫に運んでもらうタイプの植物の虫媒花なので、花粉は重く飛びやすいとは言えません。虫を媒介にするので、甘い香りや蜜を持っています。

 

秋の花粉症の原因の1つとして近年注目されている、というか注意が必要なブタクサ。

セイタカアワダチソウをブタクサだと思って避けるようにしていても、本当のブタクサに気が付いていないかもしれません。葉っぱの形を覚えておくと注意して近寄らないように、または事前に(開花前に)駆除しておくことができます。

 

ブタクサは8月から10月にかけて黄色い花をつけます。秋というよりは真夏から注意が必要です。

全国的に広く分布し畑、牧草地、道端や河川敷などどこにでも生育しています。特に水辺を好む植物なので、夏に行きがちな河川敷は注意しましょう。

日本で初めて見つかった花粉症がブタクサによるものだったというから驚きです。

セイタカアワダチソウの効能 アトピーに効くらしい!

ブタクサは花粉症の原因になる、迷惑な植物ですが、セイタカアワダチソウは真逆。

セイタカアワダチソウの効能

・薬害や食品添加物などの害を体外に排出する働き

・血液を浄化する働き

・血圧を下げる働き

があります。

 

セイタカアワダチソウの使い方は2種類あります。

外から働きかける

お風呂に入れる
身体に塗る

 

中から働きかける

茶として飲む

 

お茶にするのは苦いのでおススメできませんが、苦いのが好きであれば飲んでみてください。

つぼみの状態のものを摘み、乾燥させた後、煮出して飲みます。「背高泡立草茶」として売られてもいます。

 

お風呂に入れるセイタカアワダチソウ

アトピーや乾燥肌に効果が期待できると、隠れた人気です。

蕾の状態のセイタカアワダチソウを洗わずにガーゼやストッキング、洗濯ネットなどに入れてからお風呂に入れます

ほこりや虫が気になるのであればさっと水洗いしてもいいですが酵素の力が半減するようです。

水から入れて追い炊きするほうが、煮出す状態になり効果がアップしますが、そのまま入れるだけでもOK。または鍋で煮出して、煮出した液を湯船に入れます。ぐつぐつ沸騰させてしまうと酵素が破壊されるため、高温は避けます。

お風呂のお湯はできれば2、3日変えずに追い炊きで入ると、成分がよく出てきます。

美容オイル

1.消毒した瓶に摘みたてのセイタカアワダチソウの蕾を入るだけ詰めます。

2.オイルを注ぎます。
○良質なオイル (ホホバオイル・エキストラバージンオイルなど)

3.1カ月~6週間ほど置いておきます。

4.ガーゼなどでこして花を取り除きます。

 

ボディオイル・マッサージオイルとして使えます。

※事前にパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。

セイタカアワダチソウの活用法

同じ外来種でブタクサとは大違い、入浴剤・お茶以外にも使えます。

★茎をつかってすだれを作る

★切り花としての観賞植物に

★食べる!!
新芽と花を天ぷらにすると美味

★ハチミツ

おわりに

ブタクサと間違われやすいく、かなり嫌われモノのセイタカアワダチソウですが違いを覚えて有効利用しちゃいましょう。

 

実は子供のころから最近までキリン草だと思って、そう呼んでいました。キリンソウ(麒麟草)というのはちゃんと本物があって夏に咲くベンケイソウ科の在来種だそうです。ブタクサ、背高泡立草とは違って、日本の在来種なのに全然知りませんでした。もう全部がごっちゃになってます。

 

ところでセイタカアワダチソウは英名コールデンロッドと言い、外国ではスピリチュアルなストーリーがあるんです。

家の近くに生えたら、幸運が舞い込む前兆

と考えられているとか。とてもロマンティックですね♪

ブタクサと間違えずに、アトピーや乾燥肌でお悩みのママは一度入浴剤代わりにつかってみてはいかがでしょうか。

【画像で分かる】ブタクサとセイタカアワダチソウの違い!

 

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