バレンタインやお菓子作りで溶かしたチョコレート、「あれ?全然固まらない…」なんて経験ありませんか?せっかく作ったのに、いつまで経ってもトロトロのまま。
実はこれ、チョコレート作りでとっても多い失敗なんです。
チョコが固まらない主な原因は「温度管理のミス」「水分の混入」「油分の加えすぎ」の3つです。
この記事では、固まらないチョコの解決法から、やってしまいがちなミス、正しい溶かし方を解説していきます。
失敗しても復活させられますし、次からは失敗せずに作れるようになるはずです。
一度溶かしたチョコが固まらないときの解決法
チョコが固まらなくて困っているなら、まずは今の状態に合わせた対処法を試してみましょう。諦めずに対処すれば、ちゃんと固まるチョコに復活させられることが多いんです。
テンパリングをやり直す
固まらない一番の原因が温度管理の失敗なら、テンパリング(温度調整)をやり直すのが効果的です。
チョコレートは50℃くらいまで温めて完全に溶かし、その後27℃前後まで冷ましてから、再び31〜32℃に温め直します。
この温度変化で、チョコレートに含まれるカカオバターの結晶が安定して、ツヤのあるパリッとしたチョコに仕上がるんですよ。
温度計を使ってしっかり測りながら作業するのがポイントです。
面倒に感じるかもしれませんが、この工程が固まるチョコと固まらないチョコの分かれ道なんです。
▼面倒がらずに温度計を使うのが成功のヒケツ!▼
新しいチョコレートを足す
すでに溶かしたチョコに水分や油分が混ざりすぎてしまった場合は、新しい板チョコを細かく刻んで少しずつ加えてみてください。
全体の2割程度を目安に足すと、バランスが整って固まりやすくなります。
ただし、一度に大量に入れるとムラができてしまうので、少しずつ溶かしながら混ぜ込むのがコツです。
冷蔵庫で冷やす時間を延ばす
「固まらない」と思っていても、実は単純に冷やす時間が足りないだけのこともあります。
室温で1時間程度、冷蔵庫なら30分〜1時間が目安ですが、チョコの厚さや量によってはもっと時間がかかることも。
一度溶かしたチョコが固まらない原因
チョコが固まらないのには、必ず理由があります。原因をきちんと理解しておけば、次からは失敗を防げますよ。
温度が高すぎる・低すぎる
チョコレートって実は温度にとってもデリケート。
溶かすときに50℃以上の高温にしてしまうと、カカオバターの結晶構造が崩れて固まりにくくなります。
逆に、溶かし足りなくてダマが残っている状態でも、均一に固まってくれません。
また、溶かした後の温度管理も重要です。
30℃前後がチョコレートが固まり始める温度なので、それよりも熱い状態で型に流し込んでも、なかなか固まってくれないんですよね。
水分が混入している
チョコレートと水分は混ぜてはだめです。
ほんの少しの水滴でも、チョコレートが分離してボソボソした状態(専門用語で「セパレート」と言います)になってしまいます。
湯せんで溶かすときにお湯が入ってしまったり、使った道具が濡れていたり、蒸気が入ったりするのが主な原因です。
一度分離したチョコは元の滑らかな状態には戻りにくく、固まりにくくなってしまいます。
油分を加えすぎている
チョコを柔らかくしようと生クリームやバターを多めに入れたり、サラダ油を足したりすると、固まらなくなることがあります。
適量なら問題ないんですが、入れすぎるとチョコレートの構造が変わってしまって、冷やしてもガナッシュのような柔らかい状態のままになるんです。
チョコレートを使ったお菓子作りに慣れていないと、「なめらかにしたい」と思って油分を足しがちです。
でも、純粋な板チョコだけでも十分なめらかに溶けるので、余計なものは加えない方が無難ですよ。
これやってるかも…一度溶かしたチョコが固まらないよくあるミス
失敗しやすいポイントを知っておけば、同じ失敗を繰り返さずに済みます。
湯せんの温度が高すぎる
「早く溶かしたい!」と思って、グツグツ沸騰したお湯で湯せんしていませんか?
これ、実はチョコレート作りの大敵なんです。
お湯の温度は50〜55℃がベストで、沸騰させる必要は全くありません。
熱すぎるお湯で溶かすと、チョコレートの温度が上がりすぎて結晶が壊れてしまいます。
さらに、湯気も大量に発生するので、水分混入のリスクも高まるんですよね。
ボウルやスプーンが濡れたまま
調理器具をしっかり洗った後、水気を拭き取らずに使っていませんか?
目に見えないくらいの水滴でも、チョコレートにとっては致命的です。
チョコレートを扱うときは、ボウル、スプーン、ゴムベラなど、使う道具はすべて完全に乾かしておくのが鉄則です。
何度も溶かし直している
「ちょっと失敗したかな」と思って何度も加熱し直すのも、実はNGなんです。
繰り返し加熱するたびに、チョコレートの品質は落ちていきます。
一度溶かして冷やしたチョコをまた溶かす…というのを繰り返すと、どんどん固まりにくくなっていくんですよね。
もし失敗したなと思ったら、新しいチョコレートを足して調整する方が成功率は高いです。
型やトレーに油を塗っている
チョコがくっつかないようにと、型に油やバターを塗っていませんか?
実はこれも固まらない原因になることがあります。
チョコレートはきちんと温度管理さえできていれば、そのまま型に流し込んでも綺麗に外れるんです。
どうしても心配なら、クッキングシートやシリコン型を使うのがおすすめです。
余計な油分を加えずに済みますよ。
一度溶かしたチョコを固めるための正しい溶かし方
失敗しないチョコレート作りは、最初の溶かし方で9割決まります。基本をしっかり押さえておきましょう。
湯せんで溶かす基本手順
まず、板チョコは細かく刻んでおきます。大きいままだと溶けムラができやすいんです。鍋に水を入れて50℃くらいに温めたら火を止め、チョコを入れたボウルを重ねます。
このとき、ボウルの底がお湯に触れるか触れないかくらいの高さに調整するのがポイントです。直接お湯につけすぎると温度が上がりすぎちゃいます。ゴムベラでゆっくり混ぜながら溶かしていきましょう。
電子レンジで溶かす場合のコツ
電子レンジを使う場合は、500〜600Wで10〜20秒ずつ加熱しては取り出して混ぜる、を繰り返します。
8割くらい溶けたら加熱を止めて、余熱で混ぜながら溶かすのがコツです。
完全に溶けるまで加熱し続けると、確実に温度が上がりすぎてしまいます。
温度管理のポイント
溶かし終わったチョコレートの温度は、理想的には50℃以下に保ちます。
温度計があれば正確に測れるので、本格的に作りたいなら1本持っておくと便利ですよ。
型に流し込む前には、少し冷まして30〜32℃くらいにするのがベストです。
この温度帯だと、固まったときにツヤツヤで口溶けの良いチョコレートになります。
一度溶かしたチョコが固まらないときのよくある疑問

実際にチョコレート作りをしていると、いろんな疑問が湧いてきますよね。よくある質問に答えていきます。
固まらなかったチョコは食べられる?
固まらなくても、チョコレート自体が傷んでいるわけではないので、もちろん食べられます。
そのままスプーンですくって食べたり、アイスクリームのソースにしたり、ホットミルクに溶かしたりと、活用法はいろいろあります。
捨てるのはもったいないので、別の形で楽しんでくださいね。
生クリームを入れたチョコは固まらない?
生クリームを入れて作るガナッシュは、もともと柔らかい仕上がりが特徴です。
板チョコだけで作るチョコレートほどパリッとは固まりません。
でも、生クリームの量が適切なら、冷やせばしっかり形を保つ程度には固まりますよ。
生クリームとチョコの比率は、基本的に1:2くらいが目安です。生クリームが多すぎると、本当に固まらなくなってしまうので注意してください。
一度固まらなかったチョコは復活できる?
チョコレートが固まらなかったとしても、多くの場合は復活できます!
温度管理のミスが原因なら、もう一度溶かしてテンパリングをやり直せば大丈夫です。
水分が少し混ざった程度なら、新しいチョコを足すことで改善できることもあります。
ただし、大量の水分が入ってボソボソに分離してしまった場合は、元通りにするのは難しいかもしれません。
その場合は、チョコソースやブラウニーの材料として使うなど、別の用途に回すのがおすすめです。
冷凍庫で急速に冷やしてもいい?
急いでいるときの気持ちはわかりますが、冷凍庫での急速冷却はあまりおすすめしません。
表面が白くなる「ブルーム現象」が起きやすくなりますし、食感もパサパサになりがちです。
どうしても時間がないときは、冷蔵庫の一番冷える場所に入れて、様子を見ながら冷やすのがいいでしょう。急がば回れ、です。
一度溶かしたチョコ 固まらないについてまとめ
一度溶かしたチョコが固まらない主な原因
- 温度管理のミス(高温すぎ・低温すぎ)
- 水分の混入(湯せんの蒸気や濡れた道具)
- 油分の加えすぎ
固まらないチョコを固めるために今すぐできる解決法
- テンパリングをやり直す
- 新しいチョコレートを2割程度足す
- 冷蔵庫でじっくり時間をかけて冷やす
チョコレート作りは温度と水分に気をつければ、誰でも上手に作れるようになります。
失敗したチョコも諦めずに対処すれば復活できることが多いので、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のポイントを押さえて、次はツヤツヤでパリッとした美味しいチョコレートを作ってください。きっと上手くいきますよ!
\テンパリング不要のチョコを使うと簡単/




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