秋冬はさつまいもが美味しい季節♪
焼いも蒸かし芋、大学芋にスイートポテトとどうやって食べても美味しいです。
常備しておきたいさつまいもですが、保存方法はどうやると長期保存ができるんでしょうか。
野菜は作っている農家さんの知恵を活かすのが一番!
ということで、農家のさつまいも長期保存のやり方やどれくらい持つのかなどをチェックしていきましょう。
農家直伝!さつまいもの長期保存
子どもが通っていた保育園はおじいちゃんおばあちゃんが農家という家が多くて、保育園の先生にも同じように嫁ぎ先や実家が農家という環境。
園でさつまいもを植えて育てて芋ほりしたら、その後の保存方法まで教えてくれました。
さつまいもを長くもたせる農家の保存方法
収穫したさつまいもは半日くらい日に当てて、そのあとは日陰に移動して乾かします。
木箱やダンボール箱にもみ殻をいれてその中にさつまいもを入れて保存。
もみ殻は一般家庭にないので代わりになるのが新聞紙。
いもは1本ずつ新聞紙でつつんでから段ボール箱に入れておきます。
さつまいも保存には発砲スチロールも使えます。
このとき、箱は密閉してはダメ!!
箱の置き場所はできるだけ温度差がなくて、直射日光の当たらない場所にします。
いわゆる“冷暗所”というところが望ましいです。
低温でもなく高温でもない、そして多湿ではない快適なところで保存すると、さつまいもをおいしく長期保存することができます。
さつまいもの保存で新聞紙がないときは?
野菜の保存でよく使うのが新聞紙。
・コピー用紙
・キッチンペーパー
・二色刷りのチラシ
などが使えます。
カラーチラシでつるつるした紙は通気性が悪いし湿気をとってくれないので使えません。
私はコピー用紙はもったいないのでお便りなどでいらなくなったものを再利用していました。
学校や保育園のお便りってまっ白じゃなく茶色っぽくてペラペラの紙を使うことが多いので、良い感じなんですよね。
さつまいもはどれくらいもつ?
さつまいもの保存期間
常温(新聞紙に包んで)・・・1ヵ月
常温で農家方式・・・3ヵ月
冷蔵(新聞紙&袋)・・・2ヵ月
冷凍(カット)・・・1ヵ月
常温とはいっても冷暗所に置いておくのを前提としています。
さつまいもは20度以上で芽がでるので、なるべく涼しいところに置いておきます。
農家さんのやり方でうまく保存できればさつまいもの保存期間が半年くらいに伸ばすことができます。
たまに風を通したり、適温を保つようにしてうまく保存してみてください。
夏はどうしたらいい?
さつまいもの保存に夏は厳しい季節なので、冷蔵保存するようにしましょう。
冷蔵庫に入れる時の保存方法
1本ずつ新聞紙で包んでから数本まとめてもう一度新聞紙で包みます。
それをビニール袋に入れて口は軽くとめてから冷蔵庫に入れておきます。
さつまいもの保存でやってはダメなこと
いままでは適当にさつまいもを冷蔵庫に入れてしまったんですよね。
すぐ使うからと買ってきてそのまま野菜室にほったらかして、カスカスにしたりぶよぶよにしたり。
さつまいもは思ってるより繊細な野菜です。
濡らすと日持ちがしなくなります。
できるだけ土付きで保存しますが、買ってきたさつまいもはすでに洗われています。
それでも新聞紙で包んでから冷暗所で保存しましょう。
また風通しをよくしておかないと腐りやすくなります。
密閉容器に入れたくなりますが、さつまいもはやめておきます。
温度が高いとダメで20度で芽が出るさつまいもですが、温度が低すぎるのもダメ。
9℃以下で保存すると低温障害を起こしてしまい、黒く変色してしまいます。
変色したさつまいもは苦味が強くて食べるのはちょっときびしいんです。
さつまいもは冷凍するとまずい?
さつまいもをそのまま冷凍庫に入れて保存できたら楽ですよね。
でも、そのまま解凍してしまうと水分が抜けてスポンジのようにスッカスカになってしまいます。
さつまいも本来のホクホクとした食感が失われてしまうんです。
舌触りが筋っぽくなり、かなりまずい味になっちゃいます。
どうしても生で冷凍したい場合はカットしてからラップに包んで、ジップロックなどの保存袋に入れてから冷凍します。
生で冷凍するよりも、加熱してから冷凍する方が食べるときに美味しく食べられます。
面倒ですが、ひと手間加えて冷凍保存するのをおすすめします。
さいごに
さつまいもは美味しいのでたくさん食べたい。
産地から箱買いしたいけど、日持ちさせられないともったいないですよね。
農家さんの保存方法をそっくり真似て半年という長期間持たせられたらすごく嬉しいんですが、温度管理が難しそうです。
秋でも30度近い暑い日もあるし、寒暖差がすごくある日もあるので一定の気温と湿度を保つのは一般家庭では無理じゃないですか。
新聞紙よりももみ殻に埋め込んでおく方が温度が安定するので、一度試してみるべきでしょうね。
さつまいもを美味しく長く保存して、無駄なく味わい尽くしましょう!
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