作ってみたい料理のレシピを見たら味の素が必要、でも無添加にこだわっているから使いたくない。
そんな時に味の素に代用できるものを調べてみました。
出所は不明ですが「味の素の社員は味の素を使わない」と噂されるように、味の素が化学調味料だから避けている、だから買わない・家にないという人もいます。
味の素の代用ができるもので無添加のものを選んでいきます。
味の素の代用品になる無添加調味料や食品
味の素の原材料・成分は、さとうきびから取れるグルタミン酸ナトリウムです。
グルタミン酸は昆布に多く含まれ、野菜にも含まれています。
溶けやすく加工してあるのがグルタミン酸ナトリウム。
1.昆布茶
粉末にした昆布に塩分などを加えた昆布茶。
お茶としてお湯を注いで飲む以外に、調味料としても使えます。
味の素の成分と同じグルタミン酸を含んでいるので、昆布茶は味の素の代用品として使用することができます。
昆布茶はそのまま舐めてみるとけっこう塩気がするので、使用するときは少なめにするのが良いでしょう。
2.昆布だし
昆布だしは昆布茶同様にグルタミン酸を多く含む昆布が原材料なので、味の素の代用として使えます。
味噌汁や煮物のだしとして使うものなので、使い切れないということがありません。
3.かつおぶし・かつおだし
かつおぶしにはうま味成分のひとつであるイノシン酸が含まれています。
うまみや風味をしっかり感じることができるので、味の素の代用品として使うことができます。
デキストリンが入っています。添加物ではなく食品に分類されますが気になる場合はカツオるので、気になる場合はかつお節のみを使っているのがオススメです。
4.白だし
白だしは原材料に昆布やかつおぶしを使っています。
味がしっかりして少量加えるだけで料理がさらにおいしくなり、味の素の代用として使えます。
市販の白だしは添加物が入っているのが多いです。
通販では無添加の白だしもありますが、たん白加水分解物が含まれることが多いので自作するのがオススメです。
白だしの作り方【動画】
5.鶏がらスープの素
自宅で中華料理を作るときは必ずといっていいほど使う鶏ガラスープの素。
グルタミン酸を含んでいるので味の素の代用品になります。
6.干ししいたけ
水で戻した干ししいたけやうまみの溶けだした干ししいたけの戻し汁が味の素の代用として使えます。
「卵かけご飯に一振り」で使用する味の素の代用としては使えないのであまりオススメできません。
粉末の干しシイタケもありますが、うまみがちょっと足りないかもしれません。
化学調味料を避けるということ
味の素は一振りで味がきまるので、料理の最後の仕上げに使えて便利です。
ご飯や卵ご飯にそのままかけるという使い方もあります。
手軽に使えるけれど、化学調味料だから使わないという選択をしている人もいるでしょう。
味の素と同じくうまみ調味料としていくつかの商品があります。
- いの一番
- ウェイパー
- ハイミー
どれも化学調味料なので無添加志向、小さな子どものいる家庭では使わないようにしているかと思います。
レシピに「味の素」とあっても、無添加で代用できるものはいくつもあるので、料理に合わせたり手元にあるもので代用していきましょう。
味の素無しでも料理はできる
味の素の代用はないか!?と料理中に探すのは大変です。
味を整える役割はありますが、料理に絶対欠かせないものではないです。
なければレシピのそこの部分だけを無視して完成させてもそれほど問題がないので「使わない」という方法もアリです。
味の素の役割
うま味調味料として使われる味の素。
単体ではよくわからない味がしますが、うまみを引き出して料理の味を調えてくれます。
手軽にうま味を引き出す役割
塩の代用として使える
料理にコクや深みを出しつつ味を引き締めることで全体をまとまりのよい味付けにしてくれます。
レシピの最後に「味を整える」という工程があり、物足りないときに入れることができます。
うまみを引き出す効果のあるグルタミン酸が含まれているので、料理に加えることで簡単に美味しくすることができます。
塩の代わりに使うこともできますが、そこまでの塩辛さがあるわけではありません。
味の素の代用無添加|まとめ
味の素の代用となる無添加食品を紹介しました。
一振りで味が決まる魔法のような調味料ですが、使っていない家も多いのではないでしょうか。
化学調味料に頼ってしまうと、使わないと気がすまなくなることもあります。
料理本のレシピは基本的には味の素など化学調味料を使わないものがほとんどです。
それでも代用するのであれば昆布だしや昆布茶がオススメです。
やはり昆布にグルタミン酸が多く含まれるのが理由です。
味噌、しょう油にもグルタミン酸が含まれますが風味が強く出てしまうので今回は外しています。
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