布ナプキンを使うことについて少し気になって検索してみたことがあると、「布ナプキン 頭おかしい」といったワードを目にしたことがあるかもしれません。
布で作られた生理用ナプキンである「布ナプキン」は、使っている人からは絶賛されていますが、実際のところはどうなのでしょうか?
ここでは、布ナプキンが「頭おかしい」と言われる理由とそのメリットデメリットについて詳しくお話しします。
布ナプキンが「頭おかしい」と言われる理由
布ナプキンに興味を持ったものの、ネットで否定的な意見を見てしまうと、不安になってしまいますよね。
布ナプキンが「頭おかしい」と言われる主な理由としては、以下の5つがあります。
漏れのリスクがあるから
布ナプキンは経血量が多いと漏れやすいことがあります。
特に防水布が入っていないものは吸収力に限度があるため、経血漏れを防ぐにはこまめに交換する必要があります。
また、布ナプキンには紙ナプキンのような粘着テープがないためにずれやすく、それが漏れにつながることもあります。
雑菌が繁殖する可能性があるから
布ナプキンは洗って繰り返し使用するため、きちんと洗浄・乾燥させないと雑菌が繁殖するリスクがあります。
洗濯後に生乾きのまま使用すると、肌トラブルの原因になることもあります。
布ナプキンにカビが発生する可能性もあります。
使い捨てとは違って、清潔に保つための手間が必要なのです。
持ち歩きが不衛生な印象があるから
外出先で使った布ナプキンを持ち帰る必要があるため、「使用済みのナプキンを持ち歩くのは不衛生」と感じる人もいます。
ただし、密閉できる袋に入れるなどの工夫をすれば、においや衛生面の問題はある程度解決できます。
衛生面はクリアしても使用済みナプキンを持ち帰るのはかさばるので面倒と感じるかもしれません。
洗濯が面倒だから
生理中は体調が優れないことも多く、洗濯が手間に感じられることがあります。
「わざわざ洗わなければならないなんて面倒」と思う人もいるかもしれませんが、慣れれば簡単で、それほど負担にはなりません。
宗教的に感じる人がいるから
布ナプキンに関して、SNSなどで偏った意見や過激な主張が見られることがあり、それが「宗教のようだ」と感じさせてしまうことがあります。
実際には、布ナプキンは一つの選択肢に過ぎず、利用者自身がそのメリット・デメリットを考えて選べば良いものです。
布ナプキンのデメリット
布ナプキンを使うなんて頭がおかしいと思われる理由は、ほとんどデメリットからくるものだといえます。
確かに使い捨てよりもデメリットも多いですが、使う人自体が変人というわけではありません。
初期費用がかかる
布ナプキンは手づくりすることもできますが、市販でも自作でも初期費用が高めです。
とはいっても使い捨てと違って長期間使えるので、長い目で見るとそれほどお金がかかるというわけでもありません。
外出時に使うのはハードルが高い
使用前、使用後の布ナプキンの持ち歩きがかさばる上に、慣れるまでは必要な量がわかりにくいです。
足りなかった場合、出先で購入することもできないので非常に困ることもあります。
布ナプキンのメリット
ここまででデメリットについてお話ししましたが、布ナプキンにはたくさんの良い点もあります。
以下は、布ナプキンの主なメリットです。
肌触りが良い
布ナプキンは天然素材が使われており、柔らかくて肌に優しいです。
使い捨てのナプキンでかぶれやすい方には特におすすめです。
通気性が良く、かぶれにくい
布ナプキンは通気性が良いため、蒸れにくく、肌トラブルのリスクが減ります。
暑い季節でも快適に過ごせるという声が多いです。
これは本当にメリットです!
蒸れにくさは段違いなのでかぶれにくくてとても快適です。
ゴミが出ない
使い捨てではなく繰り返し使用するため、ゴミが出ません。
環境にも優しく、ゴミ箱がいっぱいになる心配もありません。
経済的
繰り返し使用するため、長期的に見ればコストを節約できます。
一度購入すれば数年間使えるため、毎月の生理用品代を抑えることができます。
買い置きの心配がいらない
布ナプキンは使い捨てではないため、一度用意すれば買い置きの必要がなく、「急にナプキンがなくなった!」という焦りもなくなります。
まとめ
布ナプキンには「頭おかしい」という口コミもありますが、それはデメリットの一部に過ぎません。実際には、肌触りの良さやゴミの削減、経済的な面など、多くのメリットがあり、多くの人が愛用しています。
もし布ナプキンに興味があるなら、一度試してみてはいかがでしょうか?
使ってみることで、新たな快適さを見つけられるかもしれません。
生理用品は、自分に合ったものを自由に選ぶべきですから、布ナプキンもその一つの選択肢として検討してみてくださいね。
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