12月~3月に流行するインフルエンザは卒園時期とかぶるので子供、しかも年長児のいる家庭では絶対かからないように!と気になるもの。
予防接種をするのはいいのですが、子供は2回する必要があり、しかも型が違うと意味がないと聞きます。痛い目にあわせた挙句、結局インフルエンザにかかったらと思うと注射をするか迷ってしまいますよね。
できる限りという条件付きですが、インフルエンザにかからない方法があるのか、見ていきましょう。
インフルエンザの予防接種、効果や期間について
インフルエンザの流行時期は例年11月~3月となっています。とはいえインフルエンザは一年中感染患者が報告されていて、冬だけの病気ではありません。
厚生労働省サイト内
真夏を除いて、一週間ごとに全国の患者数の報告がありますが、やはり卒園・卒業シーズンの3月後半はかなり感染者が多い状況です。
せっかくのわが子の卒園式、インフルエンザでお休みするのは避けたいです。
インフルエンザにかからないためにできることと言えば真っ先に予防接種を思い浮かべます。が、インフルエンザワクチンを注射しても完全に感染を抑えることはできません。
もしかかってしまったときは、肺炎など合併症になるのを軽減する効果は期待できます。
ワクチンの効果が持続する期間
およそ2週間後~5か月の間効果が続きます。
毎年インフルエンザが流行するのは12月から3月ごろ、そのため11月中に打つのが効果的です。
野村病院 健康便りより
13歳以下の子供の場合、2回接種することで効果が発揮されます。
ワクチンの効果を高めるために最適とされる、1回目と2回目の感覚は3~4週間と言われています。
予防接種の費用
子供用のインフルエンザワクチンの費用は病院により異なりますが、平均して3,000円前後です。
医院によっては2回目割り引きや兄弟割り引きがあったりするので、受付で確認してみましょう。
2017年下の子3才がインフルエンザ、しかも当時流行の「隠れインフルエンザ」にかかりました。
熱が上がらなくて、全然おとなしくしてくれずに困りました。タミフルを処方されたのですが、副作用なのかどうなのか、全然寝てくれなくて、元気Maxでした。高熱が出た時の座薬も一回も使わないまま完治。
この年、予防接種は受けていませんでした。
インフルエンザにかからないために
息子がインフルエンザになったときですが、ワンルームなので隔離できず私も娘(当時5歳)も同じ部屋で過ごしました。
念のため患者である息子にマスクをつけさせて、娘も私もマスク装着。
空気中の菌やウイルスを除去してくれる[クレベリン]は買おうか迷ったのですがタイミングが合わず買いませんでした。
結果、私も娘もインフルエンザに感染しませんでした。
私の実体験だけではなく、インフルエンザは一緒にいてもうつらないことはよくあります。
今までかかったことがない人もいればワンシーズンに2回かかる人もおり、その違いは解明されていません。
ただ、よく言われるのが免疫力が低下しているとかかりやすいということです。
免疫力を高めるためにできるコト
一日三食、規則正しく食べることです。加えて免疫力アップに欠かせないミネラルやビタミンも積極的に食べるようにしましょう。
・規則正しい生活
寝不足は免疫力低下の原因にもなります。できるだけ早く寝るようにしましょう。
さらに、感染予防に効果的なことをご紹介します。
・手洗いうがいを徹底する
・体温を上げる
免疫細胞の働きを高めることにもなるので、平熱が低い子供は体温を上げるようにしましょう。
・加湿器を使う
ウイルスは乾燥には強いということなので、乾燥しがちな冬場はできるだけ加湿しましょう。
・アロマ
ティートリー・ユーカリ・ラヴィンツァラ(ラベンサラ)はウイルス対策に効果的と言われています。加湿の際にあわせて使うといいですね。
インフルエンザにかからない最強の方法?
インフルエンザの感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」と言われています。これに加えて「空気感染」のリスクも高いということです。
絶対ウイルスに感染しない方法というのは「引きこもること」です。
ただ、全然現実的ではありません。
確かに人との接触を断つと、感染経路がなくなります。そのかわり生活が困難です。子供は幼稚園や保育園に行かせない、親は在宅の仕事、買い物は通販か生協ならかなり人との接触を避けることができます。
完全に引きこもるのは不可能ですが、人込みに行かないようにするだけでも効果はあります。年末年始は旅行やバーゲンに行くのを避けるほうが無難ですね。
卒園式・卒業式前は子供を欠席させたくなりますが、式の練習やリハーサルもあるので休ませるわけにいかないかもしれません。
休日は人込みを避けて穏やかに過ごすことをお勧めします。
さいごに
インフルエンザにかからない最強の方法が引きこもりではどうにもならないと感じたのではないでしょうか。
確かに無理がありますが、実家は自営業で私が子どものころから商売をしていました。従業員も家族だけで来客が頻繁にあるわけでもなく、日々他人と接触することが少ない家庭でした。私たち子供は学校に行ってましたが、生徒数の少ないところでインフルエンザになる人もめったにいませんでした。というか感染したというのを聞いたことがありませんでした。
大人になるまで家族そろってインフルエンザになった人がいないんです。高熱で寝込んで医者に行かずに診断されていないケースがあるかもしれませんが、一家そろって寝込んだ記憶もありません。
やはり人との接触を避けるのは一番有効だと思います。
予防接種を受けるかどうかは親の判断次第ですよね。ただ、子供が風邪で発熱などしていると注射をしてもらえません。タイミングを逃している間に、ワクチンが欠品になるなんてこともあります。
また、うけたのに感染することもよくあるので予防接種するくらいならそのお金で予防対策をするというのもありかな、と思います。
大人用、子供用マスク、加湿器、除菌グッズの購入などですね。お仕事で満員電車など人込みを避けるのが無理な場合はマスクだけではなくマスクにするスプレーなど、できる対策はしておくのがおススメです。
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