神社に行ったら参拝のしめに「おみくじをひく」という人も多いですよね。
運勢、内容で一喜一憂してしまいますが、おみくじというのは神様からのメッセージ。
しっかり内容を読むと、運勢が悪くても意外と先行きが良かったりするので奥が深いです。
ちょっと意味が理解できないこともありますが、人に聞いて解釈を教えてもらうのも楽しみの一つ。
おみくじの内容や意味、運勢を一覧で解説します。
おみくじの運勢一覧
【おみくじの吉凶が7つあるもの】
大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶
【おみくじの吉凶が9つあるもの】
大吉、吉、中吉、小吉、半吉、末吉、末小吉、凶、大凶
【おみくじの吉凶が12つあるもの】
大吉→中吉→小吉→吉→半吉→小吉→末小吉→凶→小凶→半凶→末凶→大凶
大凶をひいてしまうとちょっとショックですよね。
一番悪いくじが「大凶」ですが最近は入ってないところもあるようです。
17種類?!伏見稲荷大社のおみくじの運勢一覧
京都伏見稲荷大社のおみくじは珍しい内容が多く、曖昧な表現が多いと聞きます。
吉凶の種類は17種類もあるということで有名です。
大大吉
↓
大 吉
↓
凶後大吉
↓
凶後吉
↓
末大吉
↓
末 吉
↓
向大吉
↓
吉
↓
中 吉
↓
小 吉
↓
小凶後吉
↓
後 吉
↓
吉凶未分末大吉
↓
吉凶不分末吉
↓
吉凶相半
↓
吉凶相交末吉
↓
吉凶相央
稲荷大社で引いたおみくじ、初めて見る運勢だったわ pic.twitter.com/UHcDTi6ebA
— たいが (@taiga_sunrise) November 5, 2021
伏見稲荷でおもかるいしが激重だったので詳細を知る方はおみくじという案内に従って引き直すなど pic.twitter.com/pLi4aG37wP
— ?? こなちゃん ?? (@komedawara_oO) November 6, 2021
おみくじの運勢の種類と意味
一番よく知られている7種類を紹介します。
大吉
縁起や運勢がとても良いことを表します。
“おみくじをひいた時点での運勢”だからこれから運勢が下降していくとも言われるので、大喜びできない面もあります。
運勢だけでなくおみくじに書かれている内容で判断するのがいいでしょう。
吉
縁起が良く、めでたいことを表します。
大吉は下降傾向にありますが、「吉」はそういう意味はありません
中吉
吉よりは良くないが小吉よりは良いとされています。
小吉
中吉よりはよくないけれど、末吉よりは良いとされています。
末吉
“末”という文字には末広がりの意味があります。
引いた時点での運勢はあんまりよくはありませんがこれからどんどんよくなる可能性のある運勢です。
凶
縁起や運勢が悪いことを表します。
がっかりしがちですが、「絶対に嫌なことが起こる」という意味ではありません。
神様からの「気を引き締めて」という注意を促すメッセージを受けたのだと思ってください。
「このままいくと良くない方に向かってしまいますよ」というアドバイスです。
まちがったことをしていないか、自分の行動などを見つめ直して気をつければ大丈夫。
運勢も回復する可能性を秘めています。
大凶
最も運勢が悪く、良くないことが起こるということを表します。
“これ以上は悪くはならない”という意味がこめられているという解釈もあれば“さらに落ちる可能性もある”という解釈もあります。
「今は動く時ではない」ととらえて、むやみに行動しない方がいいでしょう。
おみくじの内容【一覧】
■失せ物(うせもの):失くしたもの■旅立(たびだち):出かけること■商売(あきない):売り買いすること■学問(がくもん):勉強■相場(そうば):株式相場■争事(あらそい):他人とのいさかい
■恋愛(れんあい):恋心
■転居(てんきょ):引っ越し
■出産(おさん):出産
■縁談(えんだん):結婚相手
■造作(ぞうさく):家を建てる
■土木(どぼく):家の改築
■探し物(さがしもの):探しているもの
■方位(ほうい):方角
■訓(くん):物事の意味を教え説くこと
■安し(やすし):難なくできる
■障りあり(さわりあり):問題がある
■初のうち思ふ様に無:早い時期は自分がおもうようには事が進まない
■さわがず:動揺する
■凶向吉(きょうむこうきち):悪いことの後に良いことがある
■向吉(むこうきち):これから吉に向かう
■平(たいら):吉でも凶でもない
■よろし:良い
■出でず:出てこない
■出ずべし:出てくるだろう
■~べし:~だろう
おみくじの「待ち人」は恋愛面の“結婚相手”と思いがちなんですが、恋愛に限定されているわけではありません。
人生を導いてくれるような影響を与えてくれる人のことを指しています。
おみくじの結果・内容を人に言っても良い?
「良い夢は人に話してはダメというのと混ざってる人もいますよね。
おみくじの内容を人に言うのは問題ありません。
おみくじというのは神様からのメッセージやアドバイス、忠告です。
『自分の解釈であってるのかな?』
『これはどういう意味で結局運勢は良いのか悪いのかわからない?』
ということがあるので、人に聞いて解釈を一緒に考えるのも楽しいですよ。
物知りな人に聞くと新たな解釈ができたり、自分の指針がつかめることもあります。
良い運勢は持ち帰りたい!おみくじは結ばなければだめ?
おみくじは境内の結ぶ場所に結ぶのでも、持って帰ってもどちらでも良いんです。
よく聞くのは「悪い運勢の時は結んで帰る」ですね。
良い運勢のおみくじはお守りのように身に着けたくなるものです。
あえて悪い運勢のおみくじを持ち歩いて、「自分への戒め」にすることもあります。
良くても悪くても、おみくじは神様からのメッセージです。
日々をどう過ごすかを考えて毎日を大切に生きていくことが大切です。
さいごに
おみくじの運勢や内容は神社によって違いがあるので、面白いですが意味が分からなくて解釈に悩むこともあります。
「自分に都合の良いように解釈する」という人も多いんじゃないかと思います。
忠告のようなメッセージの時は過ごし方に気を付けていければよいのではないでしょうか。
⇒千本鳥居が有名な伏見稲荷大社
⇒縁結び守りが有名な気多神社
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