家の中や周りでコウモリを見かけると、びっくりしますよね。
特に夜にバタバタ飛んでいる姿を見つけたら、「1匹いたらもっといるのかも?」と心配になるのも無理はありません。
今回は、家にコウモリが出たときの対策や害について、わかりやすくお話しします。
家にコウモリが1匹いたら、もっとたくさんいるの?
コウモリが家の中に1匹入ってきたからといって、必ずしも大群がいるわけではありません。
コウモリは夜行性で、隙間から家に迷い込んでしまうこともあります。
特に窓や屋根の隙間、通気口などから入り込むことがあるので、1匹見かけた場合は、周りに入りやすい隙間がないかチェックしてみるといいですよ。
コウモリを放置するとどんどん増えるの?
コウモリは一度住み着くとその場所を気に入り、仲間を呼んでコロニーを作ることがあります。
特に屋根裏や壁の中のような静かで暗い場所は、コウモリにとって絶好の住処になります
そのため、コウモリを放置してしまうと、徐々に数が増えてしまうことがあります。
繁殖期には子どもも増え、気づいたときには大きな群れになっていることもありますので、早めの対処が大切です。
コウモリが家の中に入ってくることってあるの?
コウモリは小さな隙間さえあれば簡単に家の中に入ってくることができます。
特に屋根の隙間や、古い家の通気口などは要注意です。
夜に窓を開けたままだと、コウモリが興味を持って飛び込んでくることもあります。
できるだけ隙間を塞ぐことがコウモリ侵入を防ぐための第一歩です。
コウモリにはどんな害があるの?
コウモリが家にいることで心配なのは、糞(ふん)や尿です。
糞尿には病原菌が含まれることがあります。
また、コウモリは狂犬病ウイルスを持つ可能性があるので、直接触らないように気を付ける必要があります。
ただ、コウモリ自体はおとなしい動物で、普通は人を攻撃することはありません。
コウモリは血を吸うの?噛みつかれることはあるの?
コウモリといえば吸血のイメージを持つ方も多いですが、ほとんどのコウモリは果物や昆虫を食べる種類です。
また、コウモリが人を噛むことは基本的にはありませんが、もし触ったり追い詰めたりすると防衛本能で噛むことがあります。
そのため、コウモリを見かけたら無理に触らず、距離を保つことが大切です。
コウモリを見かけたらどうする?駆除方法について
もしコウモリが家の中に入ってきたら、無理に追い払おうとしないでください。
大きな音を立てたり、刺激を与えたりすると、パニックになって家中を飛び回ることもあります。
まずは窓を開けて、コウモリが自分から出て行くように促しましょう。
また、コウモリが頻繁に出入りするようであれば、専門の駆除業者に相談するのがおすすめです。
自分で駆除するのはリスクがあるので、プロにお任せするのが安全です。
コウモリに触ってしまったら?
コウモリを家の周りで見かけても、基本的には人を襲うことはありません。
しかし、もし触れてしまった場合や噛まれてしまった場合は、念のため病院に行きましょう。
狂犬病などのリスクがあるため、早めに医師の診察を受けることが大切です。
コウモリを見かけたら、触らずにそっと見守るのが一番です。
まとめ
家の中や周りでコウモリを見つけたら、慌てずにまずは冷静に対処しましょう。
隙間を塞いで侵入を防ぐことが重要で、もし入ってきたら追い出すよりも自然に出て行くのを待つのが安全です。
病気のリスクもありますので、触らないことが一番です。
どうしても心配な場合は、専門の業者に相談するのが安心ですね。
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