用事をしている間など、子供におとなしくしていてもらいたいとき、テレビでアニメを見せておくのが一番楽です。
ただ、アニメって30分で終わるもののすぐ次のアニメが始まってしまって何時間も見せっぱなしになることもあります。
教育番組ならあまり心配もないのですが子どもが見ているアニメ、自分が子どものころと違ってやたらと大人っぽいものや過激なものがあって困ります。
字が読めるようになると漫画も読みたがるかもしれません。
子供たちにどうやってアニメや漫画を見せていけばいいか悩みますね。今回は子供に見せたくないアニメについてお伝えします。
アニメは何歳から?
私が子どものころから、実家はリビングに人がいればテレビが常についているような家庭でした。夕方はドラマの再放送か情報番組、夜はシーズン中はプロ野球でそれ意外はドラマやバラエティなど、消えていることのほうが少ない状態でした。
子供を産んで子育てが始まったとき、できる限りテレビを見せないようにしようと思いリビングにはテレビ無しで生活していました。
でも、離婚して実家に帰ることになり今では子供たちはテレビっ子。敷地内別居ですが、お風呂は実家の建物にしかなく入りに行くスタイルで、その時にテレビを見せてお風呂の用意などをしていたので、テレビに慣れさせてしまいました。
実家の夕食時間が遅めなので、夕方から夜7時、遅いときは8時くらいまでテレビを見せてしまいます。
番組予定も頭に入り、妖怪ウォッチの日・ドラえもんの日など曜日感覚が身に付いたのはいいのですがアニメが中心なのが困ります。
子供向けだとうっかり見せた少女漫画のアニメ「12歳。」ときたら小学生なのに完全恋愛もので、付き合うとかデートとかキスとか、未就学児に見せるべき内容ではありませんでした。
ここでアニメは何歳からがいいのか、という話ですが、できれば小学校に入るまでは見せないほうがいい!に決まってます。
アニメというより、テレビを見せないようにしたいものです。
テレビ無しの生活がふつうなら、子どもは疑問に思うこともなく受け入れることができます。
幼稚園や保育園など、集団生活をし始めると、キャラクターや戦隊もののごっこ遊びが友達の間で流行るので、取り残されるのが可哀そうかなと思うことがあります。
子供が気にしていないようであれば無理にテレビを見せることはありません。もし仲間外れにされる、友達が何のことを言っているのか分からなくて嫌、ということがあれば見せてあげてもいいでしょう。
また、アニメを見せる年齢ですが内容によって異なります。
アンパンマンは小さい子はほぼみんなが虜になってしまうキャラクター、アニメも楽しむコトができます。
なぜかテレビ放送の時間が平日の午前10時55分なので、見たがっても見せてあげることができません。未就園児ならママがお昼ご飯を作る間みせておくことができる時間帯なのかな、と思います。
妖怪ウォッチ、ポケモン : 3才~
プリキュア : 3才~
ドラえもん : 3才~
クレヨンしんちゃん : 4才~
人気アニメは3才くらいからが良いのではないでしょうか。対応したおもちゃも対象年齢が3才からのものが多く、番組をおとなしく見ていられるのも3才ぐらいからではないでしょうか。
クレヨンしんちゃんは下品なので子供に見せたくないアニメで有名です。子どもウケはかなりイイのですが私も同意見。ただ、映画は意外にも泣ける感動映画として大人にも人気なので、見せるならテレビよりは映画がおススメ!!
仮面ライダーや戦隊シリーズは戦うシーンを真似て子どもが暴力的になるから、と賛否両論です。
確かにハマる年代はごっこ遊びで真似っこをしたがるので戦いが多くなりますが、テレビの影響はそこまでではなく、暴力的なのはどちらかというと子どもの性格とお友達の影響が大きいです。
結論
・アニメを見せるのはせめて3才になってから
・アニメの内容は親が確認して決める
3才以下の子どもに長時間テレビを見せていると言葉の発達が遅れると言われています。
また、テレビで子守をすると親子のコミュニケーションが発達しないという理由で、できれば3才まではテレビやアニメを見せないほうがいい、ということが言えます。
漫画は何歳から?
漫画が全面的に禁止で育った子供がそのまま育つとどうなるのか?禁止されても漫画が読みたくて隠れて読む場合もあれば、漫画以外の本を読むようになる場合もあります。
漫画が読めないので本に親しむ機会を失って、読書をしない人になる場合もあります。
子供が自分から読みたがる本であれば漫画であろうと与え続けることも大切です。
親が読むようにと押し付けた本しか読めないよりは自分で選んだ本を読むほうが、意欲が高まります。
家庭で読書や読み聞かせの習慣がある子供は学力が高い傾向にあるというのはよく耳にします。
まずは読書の習慣を身につけさせたいのであれば、漫画でも良いのではないでしょうか。
ただ、年齢が高くなるにつれて漫画以外の本を読むように親が働きかけないと、ただの漫画好きになってしまうかもしれません。
日本の漫画は海外からもとても人気なのは事実。漫画が好きなら好きで、そこを伸ばしていくという方向もありますね。
アニメで見て、小さな子どもに見せられないわ!と思ったのが「12歳。」だとお伝えしたのですが、この原作漫画が掲載されていた雑誌が「ちゃお」です。
ちゃお自体、読ませたくない漫画雑誌としても親の間では話題になる本なんですよね。少女漫画なので、恋愛が中心なのはわかりますが展開が早くてかなりませていると感じる内容が多く、親としては心配。
もしよませるなら、昔の漫画になってしまいますが現在もアニメで人気の「ちびまるこちゃん」なら、色恋で不安になるシーンは皆無と言っていいくらいの安心漫画です。
こういった読ませるのに問題のない漫画は、親がチェックするしかないですね。
古い漫画ですが「ガラスの仮面」「動物のお医者さん」「赤ちゃんと僕」は安心して子供に読ませることができると思います。
女の子にも少年漫画を与えるというのもアリです。小学生の男の子向けの漫画なら、基本的には恋愛が絡んでこないでしょう。
漫画で活字慣れして読書の習慣がついてくれば、漫画で読む歴史や伝記などもさりげなく与えるようにするなど、少女漫画や少年漫画だけにならないようにしたいものです。
さいごに
うちの子どもたち6歳娘と3才息子はアンパンマンの作者の「ニャニがニャンだー ニャンダーかめん」のアニメが大好きです。以前は問題の「12歳。」があった時間なのですが、これなら安心してみせることができます。
「12歳。」は小学生なのに男子が大人すぎる!こんな男子小学生いないよ!大人でもこんなイケメン(性格含め)いない!!と突っ込みどころ満載で面白いのですが、子どもに見せるには問題ありまくりでしたね。
小学生で彼氏彼女とか普通なの?と自分の時代を振り返ってみたり、こんなの娘がふつうだとインプットしたら嫌だなーと思って見せないように、さりげなくお風呂の時間を早めたりしました。
子供に見せたくないアニメがあるときの有効な対策の一つとして、番組の時間に気づかれないようになにか楽しいことを始めるという方法があります。
一人でもできるボードゲームやカードゲーム、迷路やパズルをする時間にしてみましょう!兄弟がいて、2人・3人でできるとなおいいのですが、一人でもできるゲームもあるので探してみましょう。
お絵かきが好きな子ならその時間だけは36色の色鉛筆を出すとか、賢人パズルの時間にしてみたりなど、子どもの熱中する何かを用意するなどいろいろ試してみると、子どもの得意分野を伸ばすきっかけもできて一石二鳥!!
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