3月3日は「桃の節句」、女の子に嬉しいイベントの「ひな祭り」ですね。
雛人形を飾ると、ウキウキワクワクしてきちゃいますよね。
お雛様につられて「着物が着たい」と言いだしたり
人形の前でご飯を食べたがったり・・・ひな祭りあるあるです。
さて、ひな祭りって何を食べる日なんでしょうか?
ひな祭りケーキしか知らない―という人もいるので、ご紹介していきますね。
ちらし寿司
いつからかどこからか始まって定着したのがこの“ちらし寿司”。
「ひなちらし」というネーミングもされています。
これはおそらくお祝い事にはお寿司を食べるという習慣からきているのです。
祝い事 = ひな祭り
ちらし寿司は中に入っている具材が実は「縁起物づくし」なんですよ。
レンコン(穴があいている)・・・先がよく見通せる
鮭(卵多い=子だくさん)・・・子宝に恵まれる
そして卵やニンジンなどで彩りよく仕上げています。
ハマグリのお吸い物
「蛤のお吸い物」
ひな祭りや結婚式に欠かせないハマグリ。
ハマグリは対のものとだけかみ合うので、「相性の良いご縁にめぐまれますように」と願いが込められます。ひな祭りの日は、女の子の幸せな結婚を願って、
ハマグリのお吸い物を作って頂きましょう(*^^*)♪#暦生活 #ひな祭り pic.twitter.com/HXPQpK26AH— 暦生活 (@543life) March 2, 2019
はまぐりの貝は二枚貝でぴったりと重なり合うこと、
またほかの貝殻と合わないことからも
幸せな結婚生活を表すとされています。
女の子の成長と幸せを願う行事のひな祭りには
ハマグリのお吸い物がぴったりなんですね。
時期的にもハマグリが美味しくなる季節なので
特に好んで食べられています。
ひなあられ
ひなあられの「ピンク・白・緑・黄色」の四色は、
四季をあらわしているといいます。
緑は木々の新緑のイメージから夏
黄色は紅葉のイメージから秋
白は雪のイメージから冬
四季を表すことで
「一年を通じて女の子の健やかな成長」を願っているのです。
脈々と受け継がれる、親の愛を感じますね。
この「ひなあられ」ですが関東と関西では味付けが違います。
スーパーなどではどちらの味も売られているので
お好みの方を選ぶといいですね。
チョコがけのひなあられなんかもありますので
あまり東西の違いは見られなくなっていると感じます。
菱餅(ひしもち)
ひし餅は三色でひなあられと同じく色に意味をもっています。
そして昔は菱餅は体に良い材料を使用していました。
白・・・血圧を下げる作用のあるひしの実
緑色・・・邪気を払うといわれるヨモギ
最近の菱餅は色がついているものが多いですね。
食べてみるとわかるのですがあまり味がありません。
ほんのり甘いかな~という程度。
甘いと期待して口にした子どもが一口で残すこともあるので、
砂糖を加えたきな粉を用意しておくといいかもしれません。
白酒
歌にもあるように右大臣は白酒を召されています。
ひな祭りの時期にしか目にしませんが白酒がスーパーでも売られています。
ただ白酒にはアルコールが入っていて子どもは飲んではダメ!
大人でも白酒はちょっと苦手・・・という人も。
そんな時は甘酒がオススメです。
甘酒ならノンアルコールで飲みやすいですからね。
ひな祭りに食べるものまとめ
ひな祭りのお祝いメニューは
「ちらし寿司、ハマグリのお吸い物、
菱餅&ひなあられをおやつに」といったところでしょうか。
全然関係ないですが洋菓子店では「ひな祭りケーキ」
が売られています。
クリスマスケーキのようにマジパンのお雛様が飾られただけのケーキですが、
子どものテンションが上がりまくりますので、加えてみてもいいのではと思います。
ひなあられは節分の豆と違って食べる量に決まりがありません。
食べ過ぎないようにしつつ、ひな祭りのご馳走を楽しんでくださいね。
我が家のひなちらし。 pic.twitter.com/HxRioG4iNl
— こずえ (@k02u19) March 3, 2014
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