スイカは夏に欠かせないくだものですが、食べた後の皮の処理が困るんですよね。
水分を含んだ皮でかさばったり、袋を閉じたはずなのに汁が漏れてしまったり、ゴミの日までに腐ったり虫がわくなどの面倒なことが多いです。
そのうえ、漏れた汁が嫌な臭いの原因になることも。
そこで、虫や臭いに悩まされないスイカの皮の簡単な捨て方を紹介します。
スイカの皮の捨て方
スイカの皮の処分方法はいくつかあります。
かさばらず虫がわきにくい方法、臭いが出ないやり方などがあるので状況に合わせてやってみてください。
スイカの皮を干して乾燥させる
スイカの皮を捨てる際の一つの方法は、干して乾燥させることです。
皮の汁気を切り、ベランダや庭でネットに入れて吊るして乾燥させます。
6時間ほど干しておけば、かなり軽くなります。
乾燥させることで「汁気が飛ぶ」「重量が減る」といったメリットがあります。
ネットを使うとハエなどの虫を防ぐ効果もあり、衛生的です。
ネットがない場合でも、マンションの上階にお住まいの方なら、そのままベランダで乾燥させるだけでも効果がありますよ。
野菜干しネットも便利で、ハンガーに吊るして使うので場所を取らず、洗いやすいのがポイントです。
大きすぎないサイズは、余った野菜や果物の乾燥にも役立ちます。
スイカの皮を冷凍させる
スイカの皮を冷凍するのも簡単な処理方法です。
皮を小さく切ってからジップ付きの袋や密閉容器に入れ、冷凍庫に入れます。
冷凍することで汁漏れや臭いを完全に防ぐことができ、ごみ収集の日まで保存しておけるのがメリットです。
また、冷凍した状態でゴミに出せるので、手間も少なく衛生的です。
捨てるときに重さが変わらないのは仕方ないですね。
夏場に虫がわかないようにするには
夏場は虫がわきやすいのでスイカの皮の処理には特に注意が必要です。
以下の対策をすることで虫がわくのを防ぎましょう。
素早く処理する: スイカの皮を放置すると虫が集まりやすくなるので、食べたらすぐに処理するのがポイントです。
- 乾燥または冷凍する: 乾燥させたり冷凍することで、虫が寄りつく原因となる水分や匂いを取り除くことができます。
- 密閉容器を使用する: スイカの皮をジップ付きの袋や密閉容器に入れて保管することで、虫が入るのを防ぎます。
- コーヒーかすや新聞紙を使う: コーヒーかすの消臭効果や新聞紙の吸湿効果で虫が寄りにくくなります。
スイカの皮の汁漏れと臭い対策
「ベランダで干すのは面倒!」という方には、汁漏れや臭い対策をしっかりした上で捨てる方法がおすすめです。
スイカの皮はまず包丁で5×5cm程度の小さなサイズに切りましょう。
これなら袋が破れにくく、まとめやすくなります。
新聞紙やキッチンペーパーを使う
スイカの皮を袋にまとめた後、放置していると予想外に汁が出てくることがあります。
そこで新聞紙やチラシ、キッチンペーパーを使うと便利です。
ポリ袋の中に新聞やキッチンペーパーを敷き、その上にスイカの皮を入れることで、余分な水分を吸収してくれます。
汁漏れを防ぎ、臭い対策にもなります。
コーヒーかすを活用する
ドリップコーヒーを飲む方には、コーヒーかすを使った方法もおすすめです。
乾燥させたコーヒーかすをポリ袋に敷き、その上にスイカの皮を入れて捨てると汁漏れや臭いを軽減できます。
コーヒーかすの消臭効果も加わり、より快適にゴミ処理ができますよ。
防臭袋を使う
もっと簡単で効果的な方法としては、防臭袋を使うのも良いでしょう。
介護用に開発された防臭袋やパンの袋は、生ゴミの臭いを大幅に軽減してくれます。
ゴミ箱の蓋を開けるたびに不快な臭いが広がるのを防ぎ、スイカの皮以外の臭いが強いゴミにも役立ちます。
ペットのトイレ後の処理にも利用できるため、家庭で幅広く使える便利なアイテムです。
スイカの皮を堆肥にする
スイカの皮は堆肥としても利用できます。
堆肥にすることで無駄なく自然に還元でき、環境に優しい選択です。
スイカの皮を小さく切り、他の生ゴミと一緒に堆肥箱に入れます。
皮が分解されるまで時間がかかるため、他の生ゴミと交互に重ねておくと分解が促進されます。
水分が多いので、乾燥させた草や落ち葉などと混ぜるとバランスが取れ、良質な堆肥が作りやすくなります。
まとめ
スイカの皮はそのまま捨てると汁漏れや臭いの原因になりますが、干して乾燥させる、冷凍する、新聞紙やキッチンペーパーを使う、コーヒーかすを利用する、防臭袋を使う、虫がわかないように素早く処理する、堆肥にするなど、いくつかの工夫で楽に処理することができます。
ご家庭の環境や手間に合わせた方法で、スイカの皮を賢く捨てましょう。
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