さつまいもを美味しく食べるための選び方や切り方食べ方を紹介していきます。
・さつまいもは洗うor洗わない?
・さつまいも選びは太いor細いどっち?
もう迷わない!美味しいほうを選んでさつまいもを味わい尽くしましょう♪
さつまいもは洗うのNG?いや洗わないと食べれないでしょ?!
さつまいもは洗ってはダメ!って言われたことがあるかもしれません。
きのこは栄養が流れてしまうから洗わずに使ったりします。
『だったらさつまいもも洗わないで調理するの?』って疑問がわきますよね。
ほかの野菜と同じくさつまいもは洗っても大丈夫です!
「さつまいもは洗ってはダメ」というのは保存するときのこと。
さつまいもは水分に弱くて、濡れたところから傷んで保存中に腐ってくるから洗ってはダメなんです。
スーパーに売られているさつまいもは収穫後に洗われています。
誰が触っているのかわからなくて不安だから、使う前には洗うほうがいいでしょう。
家でとれたさつまいもは土がついているので、調理する前にはきれいに洗いましょう。
さつまいもの洗い方
さつまいもの皮は栄養が豊富です。
ごしごしこすりすぎると皮が削れてしまうのできれいな状態で皮が残るように、優しく洗います。
皮を剥いて使う場合はあまり気にせずたわしなどでゴシゴシ洗っちゃってもいいと思います。
皮ごと使う場合は、スポンジやキッチンペーパー、たわしを使って優しくこすりながら水につけた流水で洗います。
芽がでていると気になりますが、じゃがいもの芽と違って毒はないのであまり気にせず食べても大丈夫。
気になるようなら、包丁でえぐるようにしてとります。
美味しいさつまいもの選び方
形に丸みがあってでこぼこしていない
硬いヒゲの根がないもの
ずっしり重い
蜜の跡がでているもの
芽が出ていないもの
さつまいもは切り口から「飴(あめ)色の蜜」といわれるような黒っぽい蜜が出ます。
糖度が高くて甘いので、蜜がにじみでていたり、蜜が乾いて黒い跡があるものを選びましょう。
べたべたしてちょっと嫌かもしれないですが、甘くて美味しい証拠です!ぜひ選びましょう。
また、さつまいもの芽は毒性がないから食べても大丈夫とは言いましたが、買うときは芽が出ているのはやめておきましょう。
発芽に養分をとられているので、味が落ちてきています。
どんなさつまいもを買えばいいかというと、形でいえば太くてコロコロしたものより細めのシュッとしたさつまいもを選ぶといいです。
太いさつまいもor細いさつまいも、どっちが美味しい?
さつまいもは太めで丸っころい形のよりも細いほうが甘みがあります。
さつまいもは土の中での成長過程で、下へ下へと伸びていきます。
土の表面に近いほうにできたさつまいもは、土が柔らかいので細く長く成長します。
下の方にできたさつまいもは、細いものより深いところにできるので土が重くて固い。
だからあまり縦方向に伸びることができなくてふっくら丸い形になるんです。
上のほうにできた細長いさつまいもは土の表面に近いので日光によって水分が蒸発しやすくなります。
身を守るために糖分を蓄えるので、細いさつまいものほうが甘みが多くなるということです。
さつまいもの切り方
さつまいもは料理方法、食べ方によって切り方がいろいろあります。
共通しているのは、切ったさつまいもは酸化して黒っぽくなりやすいので、切ったらすぐに水に漬けることです。
輪切り
寝かしてさつまいもを切ります。
料理に応じた厚さにしましょう。
棒切り(スティック)
まず斜めに輪切りにします。
短めのスティックにするなら斜めではなくそのままの輪切りにします。
輪切りにしたさつまいもは拍子切りにします。
角切り(サイコロ)
さつまいもは輪切りにします。斜めでもそのままでも。
拍子切りにします。
ステイック状になったら端からサイコロ状になるように同じ幅で切ります。
乱切り
両端のヘタを切り落として、端から斜めに包丁を入れて切ります。
さつまいもを手前に90度回転させて切った面が上になるように置いて、また斜めに切ります。
同じ切り方を繰り返します。
乱切りにすると断面が広くなるので味がしみ込みやすくなります。
大学芋でよく使われる切り方ですよね。
さつまいもが硬いときの切り方
さつまいもが硬くて切りにくい時は無理をすると手を切る恐れがあります。
電子レンジで少し加熱します。
さつまいもをラップで包み、電子レンジで30秒程度温めます。
それでも硬い場合は、さらに30秒ずつレンジにかけてみてください。
さつまいもは生で食べられる?
韓国ではさつまいもを生で食べるそうなので、試してみたくなるかもしれません。
特別生食用のさつまいもがあるわけではないので、日本でも生で食べても大丈夫。
毒はないけど消化にはよくないので腸内ガスが発生しやすくなるのであまりおすすめしたいとは思いませんが。
さつまいもはじっくり加熱したほうが甘味が強くなるし、焼いもはすごく美味しいです!
それに比べて生のさつまいもは「ちょっと甘いかな」くらいです。
「さつまいもの生はまずい」って聞いたことがあるかもしれないけど、多分いつも食べている味と比べて甘味がほぼ感じられないからではないでしょうか。
さつまいもにはアクがあるので、生で食べる場合は水に十分さらすほうが良いでしょう。
消化が悪いので、乳幼児などの小さい子どもに食べさせるのはやめた方がいいです。
また、妊婦さんも生のさつまいもはやめておいた方がいいでしょう。
トキソプラズマ症のリスクを避けるためにも生で食べる必要のない野菜は加熱する方がよさそうです。
脱マンネリ!さつまいもの意外な食べ方
さつまいも料理はいつも同じものばかり、というときにおすすめしたい、意外な料理です。
はちみつバターさつまいもスティック
肉じゃが
カレーやシチューに入れる
さつまいものポテトサラダ
サンドイッチにマッシュしたさつまいもを入れる
さつまいも餅
古いさつまいもの美味しい食べ方
放置してしまった古いさつまいもは甘味が減っていることがあります。
そんな古いさつまいものお助けレシピ。
さつまいもチップス
スライサーで薄切りにして、油で揚げる。
バターと砂糖をまぶす。
スナック菓子の「おさつドキッ」風で美味しいです。
さつまいもとリンゴの重ね煮
(紅玉のような酸っぱい系のりんごを使います。
さつまいもとリンゴはうすくスライスする。
なべに交互に重ねて砂糖を振って煮る。
簡単スイートポテト
さつまいも2本
バター10g
牛乳100ml
砂糖大さじ3~4
塩少々
蒸したり焼いたさつまいもをつぶす。
ほかの材料を混ぜる。
焼いてもいいけど焼かずにできる簡単スイートポテトです♪
もっと簡単スイートポテト
柔らかくしたさつまいもとバニラアイスを混ぜてもスイートポテトができちゃいます♪
さいごに
さつまいもは皮ごと食べる方が栄養があるので優しく、でもしっかりと洗って調理。
太いほり細いほうが甘くて美味しいけど、細すぎてもダメ。
石焼いもの芋って手首くらいあって太いんじゃ…と思うけど、あれも細長い部類に入るんだと思います。
コロコロして短いのより長めってことですね。
さつまいも選びをマスターして美味しいいも料理を食べまくりたいです!
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