墨汁の落とし方とコツ!子どもの服が黒く…時間がたっても汚れを落とす方法 | 丁寧に暮らし隊
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墨汁の落とし方とコツ!子どもの服が黒く…時間がたっても汚れを落とす方法

汚れの落とし方

学校から帰ってきた子どもの服についててショックな汚れナンバーワンと言えば

墨汁!

なんで時間割をチェックして黒い服を着せなかったのか・・・と後悔してももう遅い。

そんなことないはずです!

墨汁の落とし方とコツを知って、素早くその黒いシミを消し去りましょう。

 

この記事でお伝えする内容

  • ついてしまった墨汁汚れを落とす方法とコツ
  • 時間がたって乾いてしまった墨汁を落とす方法
  • 墨汁がとれなかったとき、その服をどうするか
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墨汁を付けて帰宅!当日できる服の洗い方7つ

墨汁汚れをきれいにするために一番重要なこと、それは・・・

できるかぎり早めに対処する

早期発見、初期段階での染み抜きが必須です。

台所用洗剤

台所にある食器用洗剤で墨汁のしみを落とすことができます。

洗い方▼
原液をぶっかけるのではなく、水で2~3倍に薄めた食器用洗剤をシミの部分にかけてもみ洗い。流水ですすいでみてまだシミが残っているようなら、さらに繰り返し洗剤をかけてもみ洗いしてすすぎます。

 

その後はいつもの洗濯と同じように洗濯します。

※手が荒れやすい人は手袋着用

固形せっけん

洗い方▼
墨汁がついている部分を水で濡らしてから、固形石鹸をこすりつけてもみ洗い
します。流水ですすいで様子を見ながら、石けんをこすりつけてもみ洗い→すすぐ、を繰り返して洗います。

マジックリン

マジックリンは効果絶大!と墨汁のしみに悩む主婦に人気のアイテム。

バスマジックリンやガラスマジックリンもありますが、ここで使うのは“油汚れマジックリン”です。

洗い方▼
泡で出るタイプなので汚れ部分に直接「プシュッ」としたいところですが、水で2~3倍に薄めてシミ部分にかけます。その後はもみ洗い→すすぐ、の繰り返しになります。

手荒れしやすい人は手袋着用で。

歯ブラシと歯磨き粉

歯磨き粉を使った墨汁のしみ落としも人気です。

研磨剤が入っているので、汚れを落としやすいんです。

洗い方▼
歯磨き粉を付けてもみ洗いでもいいのですが、いらなくなった歯ブラシや洗濯専用の歯ブラシで掻き出すように、なおかつなじませるようにこすります。その後はもみ洗い→すすぎの繰り返し。

キッチンハイター泡タイプ

一番お手軽かもしれないのが、キッチンハイター泡タイプを使う方法です。

プシュッとひと吹き、墨汁のシミにかけて30分ほど放置。

その後すすいでいつも通りのお洗濯を。

シルクなどデリケートな素材の服や色柄ものの服に使うのは避ける必要があります。

クレンザー

歯磨き粉と同じで研磨剤頼みのしみ落とし方法です。

ただ、歯磨き粉以上に研磨力があるのでゴシゴシこすったりもみ込み過ぎには注意が必要

やりすぎると手も衣類もボロボロになってしまいます。

ごはんつぶ

何とも原始的ではありますが、かなり墨汁を落とす力を持っているのがこの“ご飯粒”なんです。

洗い方▼
一つまみのご飯と水をなじませて、墨汁のシミに練り込むような気持ちで塗りこみモミこみます。
ご飯粒に含まれているデンプンが繊維の奥に入り込んでいる墨の粒子を吸い取ってくれるので、ご飯粒が黒く染まってきます。衣類からはがして流水ですすぎ、シミが落ちていなければもう一度繰り返します。

口にするものなので手荒れの心配もなし!子どもに自分でさせるのにもうってつけです。

注意が必要な服の墨汁汚れ対処法

高級な洋服で書道をすることはめったにないはずですが、書初め大会などもあるので油断できません。

シルクや装飾が華やかな洋服、着物の場合は自宅で墨汁の染み抜きをするのは避けたほうがいいです。

専門家に任せるのが一番なので、できるだけ早めにクリーニング店に出すように。

通常のクリーニングと違って、当然料金も高くなります。

着物で書初め大会に参加するときはそれなりの覚悟が必要ということかもしれません!!

朝の洗濯時に発覚した書道の汚れ!時間がたって乾いてしまった墨汁の落とし方6つ

子どもの帰宅時に墨汁のしみに気づければいいのですが、目立たなかったり子どもが隠してしまうこともあります。

翌日や数日たってから汚れに気づいたときには、もう手遅れなのでしょうか・・・。

時間がたっていても墨汁のシミを落とすやり方ももちろんあります。

これがあれば百人力!なアイテム
・使い古しの歯ブラシや洗濯用のブラシ

繊維の奥に入り込んだ汚れを落とすのに役立ちます!
どの落とし方でももみ洗いの段階で歯ブラシ(やブラシ)でかき出すように使います。

マジックリン+石けん

マジックリンだけを使った落とし方もありますが、乾いてしまった墨汁のシミに対しては弱いので石けんとのダブル使いで落としていきます。

洗い方▼

水で2~3倍に薄めたマジックリンをシミの部分につけ、石けんをこすりつけてもみ洗いをします。

やはりここでも、もみ洗い→流水ですすぐの繰り返しで汚れを落としていきます。

マジックリン+歯磨き粉

マジックリンと歯磨き粉のダブル使いも効果的。

洗い方▼
水で2~3倍にマジックリンを薄めたものを、シミにつけてしみこませてから、歯磨き粉を塗ります。そしてもみ洗い→流水ですすぐ、の繰り返しです。

台所用洗剤+石鹸

台所用の食器洗剤と石けんのダブル使いもおすすめです。

これならわざわざ買いに行かなくても、いつも家にあるものでしみ落としができます。

洗い方▼
薄めた食器用洗剤を墨汁のしみにつけてしみこませ、石けんをこすりつけます。そしてもみ洗いしたあとは流水ですすぐ、の繰り返し。

米粒+中性洗剤

時間がたって乾いてしまった墨汁のしみにも米粒が有効。

洗い方▼
一つまみのご飯粒に食器用などの中性洗剤を混ぜます。【ご飯粒2に対して洗剤1の割合】そして墨汁のシミにこすりつけ、なじませます。やっぱりもみ洗いしてからの流水すすぎの繰り返し。

チューブ入りの糊+中性洗剤

残りご飯が無かったり、パン食が続いて米粒なんてないよ・・・というときに使えるのがチューブ糊

チューブでなくてもボトル入りの糊(のり)でもOK!

 

洗い方▼
工作用ののりを墨汁のしみにのせてなじませ、薄めた中性洗剤をかけます。もみ洗い→流水ですすぐを繰り返します。

セスキ炭酸ソーダ水+ウタマロ石鹸

主婦が大好き!セスキとウタマロも墨汁の汚れ落としに大活躍

セスキ炭酸ソーダをスプレーボトルに入れて水を入れた“セスキ炭酸ソーダ水”を作ります。

【水500mlに対してセスキ炭酸ソーダは小さじ1杯】

洗い方▼
墨汁の汚れ部分にセスキ水をかけてしみこませたらウタマロ石鹸をこすりつけてからもみ洗い。そして流水ですすぎます。汚れ落ちの様子を見ながら数回繰り返します。

手荒れが気になる人はゴム手袋着用。

墨汁汚れはなぜ簡単に落ちないのか

食べこぼしや血液汚れに比べて墨汁の汚れは強敵です。

最強レベル

 

日数がたって乾いてしまったものはさらにその上のラスボス級

ではなぜこんなにも手ごわいのか・・・。

それは墨汁の染みが不溶性だから!なんです。

 

よく服につけてしまう汚れ

  • コーヒーや醤油のシミは水溶性
  • 口紅やチョコレート、クレヨンなどのシミは油溶性

 

○水溶性というのは「水に溶ける」

洗剤を使って洗えば落ちにくいことも当然ありますが、落ちます。

 

○油溶性というのは「油に溶ける」

クレンジングオイルなどの油性で溶かして落とすことができるんです。

墨汁の汚れである不溶性、これは水にも油にも溶けません。下手をすると水で洗うことで汚れが広がってしまう可能性も。

墨汁の主成分

カーボンブラック(炭素でできた黒い顔料)+ニカワ+水

このカーボンブラックというのが小さな粒子なので、衣類の繊維の間や奥に入り込んで、かなり落ちにくくなってしまいます。

墨汁が落ちにくい理由、それは溶けにくい小さな汚れが繊維の奥まで入り込んでいるためだったんです。

墨汁汚れにやっちゃダメ

おばあちゃんの知恵袋的な裏技に

  • ご飯粒を使う方法
  • 大根おろしを使う方法

があります。

 

ご飯粒は汚れを吸着する働きで効果を発揮

一方酵素の力で汚れを落とす!!みたいなイメージのある大根おろしは間違った方法なんです。

墨汁汚れに大根おろしを付けると、汚れが広がることになり、あとあと染み抜きが大変になる。手間を増やすことになってしまうんです。

てっとり速い落とし方-専用洗剤を使う

家にある洗剤を使えば落とすことができるのですが、やはり専用洗剤を使うと汚れの落ち方が違います。

何度ももみ洗いとすすぎを繰り返す手間を省きたい人にオススメ。

墨汁の汚れ落とし専用洗剤
・スミノン

 

スミノンの口コミ

良くとれるので何度もリピ買いするほど。ただ墨汁はその日のうちに落とさないと時間たちすぎてるとさすがにきれいになりませんね。

体操服に付いた墨汁が、5回ほどつけてこするを繰り返していたら何とか、だんだんと落ちてきてほぼきれいになりました。

墨汁をこぼしたので注文して翌日使いました。きれいさっぱりとはいきませんでした。

汚れが付いた服の素材によっても落ち方に違いが出ます。

綿素材はすっきりきれいにというのは難しそう

サテン地やポリエステルならほぼとれるといった印象です。

さすがにすべての墨汁汚れを100%落としきるほどの力は期待してはダメなようです。

あっ! というときのすぐれもの。応急シミヌキ剤
販売サイトより引用

と記載があるので

 

墨汁ついた!!

スミノンつけて洗う!

 

ということでしょう。迅速な対応が必要だとわかります。

汚れてから注文していたのでは間に合わない、常備しておくのが肝心です。

洗濯以外の墨汁汚れの対策

・洗濯で落とせる墨汁を使う

・習字の授業の日は汚れ専用の服、もしくは汚れの落ちやすい服に決めておく

・汚れは落とすのではなく活かす

洗濯で落とせる墨汁

洗濯で落ちる墨汁というのが販売されています。

昔はなかったので、これは便利です!

 

ただ、定着しにくいという性質があるので習字の練習専用にしておき、清書するときは通常の墨汁を使う必要があります。

また、我が子は落ちる墨汁を使っているがクラスメートが普通の墨汁を使っているという場合、何の意味もありません・・・。

だいたい子どもは人の服を汚す生き物ですから、落ちにくい墨汁汚れをもらって帰ってくることは避けられません。

習字専用の服を決める

これを採用しているご家庭が多いはず!

時間割をチェック

習字の授業がある

洋服は黒一択!!

黒い服がなくても、墨汁が落ちやすい素材を選べば少しはマシです。

墨汁を落としやすい服:アクリルやウール等のニット類、ポリエステル製

汚れを活かす

もう、これは・・・あきらめの境地です。

ペイントジーンズというものがあるくらいなので、いっそのこと汚れをデザインの一部に。

墨汁の汚れの落とし方まとめ

私は白い服を着た日に限って汚す子どもでした。

お気に入りの白いブラウスに半熟卵の黄身を垂らしたり、気を付けていたのに最後の最後の筆を洗う段階で墨汁を胸に飛ばしたことも数知れず。

墨汁の汚れ、母は落としきれなかったようです・・・。

お気に入りのブラウスは黒い水玉がついて、ジ・エンド。

 

墨汁の汚れは小学生の子どもがいるママにとっては大敵です。

洋服の素材や墨汁の成分によって、これなら汚れが落せるという方法が決まっているわけではないのですが、身近な洗剤でシミ落としをしてみてもらいたいと思います。

一番大事なのは、汚れをほったらかしにしない。

墨汁がついてしまってから、できる限り最短最速で汚れ落としに対応すること、これに尽きます!!

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