泥汚れの落とし方とコツ!手順を知って頑固な汚れを簡単に落とす洗濯法 | 丁寧に暮らし隊
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泥汚れの落とし方とコツ!手順を知って頑固な汚れを簡単に落とす洗濯法

汚れの落とし方

子どもが泥遊びをして帰ってきた・・・

園行事でドロドロの畑で芋ほりして楽しかったんだ・・・

少年野球はいいけど毎回ユニフォームがドロドロ・・・

毎日の洗濯でさえ大変なのに、泥汚れを付けて帰ってきた子どもを見ると絶望感しかない。

面倒で大変な泥汚れの洗濯ですが、ちょっとしたコツで簡単にきれいに落とすことができます。

 

この記事で分かること

・泥汚れの落とし方

・時間がたった泥汚れも落とせる

・泥で汚れる前の対策

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【まず知る!】泥汚れが落ちない原因

なぜ泥汚れは落ちにくいんだろう?・・・だって、泥だから?

そう、確かに「泥だから」落ちにくい

泥は水にも油にもとけない“不溶性”!

とけないから落とせないんです。

 

そして“粒子が細かい”!

繊維の奥に入りこんで出てこないから、汚れがいつまでも残ってしまうんです。

洗濯物の泥汚れが落ちにくい理由

泥だけでもかなり強力な汚れなのに、子どもの出す洗濯物にはさらに汚れが落ちにくい理由があったんです。

それは3種類の汚れが混ざっているから!!

 3種類の汚れ
1.不溶性の汚れ・・・泥、墨汁
2.水溶性の汚れ・・・汗、しょうゆやジュースなどの食べこぼし
3.油溶性の汚れ・・・皮脂や油(口紅・チョコレート・天ぷら油など)

 

不溶性は溶けない汚れになるので、洗浄力の高い界面活性剤でもダメ、漂白剤もきかない、ドライクリーニングでも落とすことができないのです。

ただの泥汚れではなく、子どもの洗濯物は水溶性(ジュースなど食べこぼし)や油溶性(ペン汚れやチョコレートなど)のしみも一緒についているのが当たり前。

一定の汚れに対する洗い方だけでは洗い方が足りなくて、汚れが残りやすくなってしまいます

汚れの落とし方の順番に気を付けるだけで、洗い残しをぐっと減らすことができるんです。

汚れの落とし方の順序

1.不溶性の汚れ

2.水溶性の汚れ

3.油溶性の汚れ

 

砂汚れの場合
砂遊びをしてきた子どもも結構汚れています。水を使った泥遊びではなく、純粋に砂遊びだけしてきた場合は汚れが付きにくいです。というのも砂は粒子が大きてく繊維に入り込みにくく、手で払っただけでほぼ落とすことができるんです。

泥汚れで一番気を付けること

泥汚れに向けていきなり水をかけて洗うのは逆効果!!

表面についていた汚れが中に入りこんだり、広がる原因となりますので要注意。

 

また、いきなり洗濯機に入れるのもダメ!!

洗濯機が壊れる原因となります。

残念ですが汚れも全然落ちません(余計に広がることに)。

 

どちらも絶対にやめておくべきです。

泥汚れの簡単な落とし方

手順を間違うと汚れが落ちにくくなる手助けをすることになるので、順番にやっていきます。

乾かす!

泥汚れはたいてい湿っていますが乾かすことが肝心です。

靴下みたいに小物ならドライヤーで乾かせばてっとりばやく乾かせます。

泥つきユニフォームのような大物であれば干しておきます。

洗剤を入れた水に漬けたくなる気持ちもわかりますが、それをすると泥が溶け出して繊維の奥の奥まで染み込んでしまうので濡らさないようにします。

 

しつこいようですが泥汚れの洗濯の第1歩は

 

乾かすこと

もみ洗いするorブラシでかき出す

まず洗剤などをつけて洗います。

固形石鹸

洗濯石鹸としては一番人気なのがウタマロ石鹸です。

ウタマロでなくても、洗濯石鹸なら何でもOK、体を洗う固形石鹸でも代用できます。

泥汚れに強い石鹸でウタマロと人気を二分するのが“ブルースティック”

プラスで食器用中性洗剤を一緒に使っても。

そしてもみ洗いやブラシでこすります。

洋服を傷めないように、裏返してもみ洗いするのがオススメ。

手荒れなどでもみ洗いができないとき

石けんを塗りこみ、洋服を裏返して汚れ部分に熱くて強めのシャワーを当てます。

角度をいろいろ変えつつしばらくかけていると、水圧で汚れが押し出されて流されていきます。

押し出された汚れが別の部分に汚れが付かないように注意します。

汚れが強力そうなとき

①粉末洗剤を体温以上のお湯(40~50℃のお湯)に溶かしてつけ置きします[30分~1時間]

②汚れの部分には洗浄力が強い固形石鹸を塗り込み、ブラシでかき出すようにします

 

中学生以上の子どもで、しつこい皮脂汚れがある場合はお湯(40~50℃のお湯)に30分ほどつけておくと汚れが落ちやすくなります。

 

スクラブ入り洗剤は?
汚れを掻き出すイメージですが、繊維の奥に汚れを押し込めてしまうのでやめた方がよい

すすぎ

泥汚れに対しても、皮脂汚れに対しても、すすぐ水は高温なほど洗浄効果があります。

体温より高め(40~50℃程度)のお湯ですすぐようにすると洗浄力が発揮されて汚れ落ちに効果的です。

 

洗濯機で洗う

洗濯機の入れ方にもコツがあります。

狙い目なのが洗濯槽の一番底にいれること。

他の洗濯物と一緒に洗うときは「一番汚れているもの」は一番底に入れます。

つまり一番先に入れてしまうことです。

洗濯機だけでキレイにする方法はある?

時間がなくてさっさと終わらせたいときのやり方です。

①泥をドライヤーで乾かす

②洗濯洗剤の“弱アルカリ性石けん”か“液体洗剤”をつけて少しもみ洗い、そして軽くすすいで洗濯機の底に入れて洗濯機で洗う

何もせずに洗濯機へ・・・は早いですが、汚れは落ちない・洗濯機を傷めることになるので、少し手間がかかりますが乾かしてもみ洗いが最適です。

いったん洗って落ちなかった時

頑固な泥汚れは一度の洗濯ではやはり落ちないことの方が多いです。

何度か同じ手順で洗ってもよいのですが、さらに強力な洗い方をご紹介します。

重曹
洗面器やたらい、洗面台などに40℃ほどのお湯をはり、「洗剤(洗濯1回分の量)」とそれと同量の「重曹」を加えてとかします。

30分~1時間程度つけ置きして、洗濯機で洗います。

消臭効果もあるので、靴下などは重曹洗いはおすすめです。

煮洗い

水を鍋に入れ、水1リットルあたり粉末洗剤(大さじ1)と重曹(大さじ1)を入れ洗濯物を入れてぐつぐつと30分ほど煮ます

火からおろして熱いうちにゴム手袋をしてもみ洗いします。

※ゴム手袋で触れる程度までは冷まします

漂白剤

泥汚れには漂白剤がきかない、と前述しましたが、きく場合もあります。

それは色素が残っているとき

何度洗っても茶色っぽく残るなあ、と思ったら漂白剤を試してもらいたいです。

日光に当てる

おばあちゃんの知恵袋的な裏技に「日光漂白」があります。

晴れの日に干しておくと、シミがかなり薄くなることがあります。

日がたってしまった泥汚れ

翌日や何日かほったらかしてしまったという汚れにも効きめありなのが重曹

この方法でも、乾かしてこびりついた泥を払い落としているのが前提です。

 

①洗濯洗剤と重曹を同量、汚れた部分に塗りこみます。

②5~10分ほど放置したらそのまま洗濯機で洗います。

洗剤選び

ユニフォームというのは汚れるもの。

汚れて当たり前!汚すために着ていると思っている方が、精神衛生上は好ましいです。

手や自然に優しい洗剤選びをしている人には伝えづらい話ですが、皮脂汚れは界面活性剤が多い洗剤のほうがききます。

そして蛍光増白剤が入っている洗剤のほうが白さをキープするには必要なこともあります。

ユニフォームの洗濯洗剤に適した洗剤

界面活性剤入り・蛍光増白剤入りの洗剤  エコな洗濯石鹸

泥汚れ対策の裏技

そのほかの泥汚れ対策について、目からウロコのワザをお伝えします。

以外なもので洗濯をお助け

野球少年やサッカー小僧がいるご家庭で密かに使われている泥落としのグッズ。

文房具のスティックのり

まさかの文房具登場です。スティックのりは水溶性、水に溶けるので洗濯後のユニフォームがべたつくこともないのです。

使い方

①汚れの部分にスティックのりを塗り込む

②5~10分ほど放置

③洗濯機に入れて洗うだけ

のりが泥を吸着することで泥汚れが落ちていくという仕組み。

 

汚れの予防

ユニフォームが汚れるのは仕方ないけれど、できれば洗濯の負担は軽くしたい。

自宅で汚れが付きにくくする加工があります。

防水スプレーをかける

シリコン系ではなくフッ素を選ぶこと。(シリコン系を使うと通気性が悪くなり運動に適さない)

ベビーパウダーをはたいておく

ユニフォームが白い場合専門ですが、繊維に汚れが入り込まないように先にベビーパウダーを入れておくことで予防します。

泥汚れの落とし方|まとめ

泥汚れってスキッときれいに落ちないので、洗濯のやる気がそがれてしまいます。

それこそ人気のオキシ漬けして、真っ白になるならいいんですが、漂白剤もきかない。

☆泥汚れは勲章☆

とも言いますから、スポーツ・遊びを頑張った子どもには当たり前のもの。

子ども自身に洗ってもらうというのもアリですが、おそらく最初の1回やって終わり。次からずっとママの仕事に・・・。

王道の、

乾かす→はたき落とす→石けんぬってもみ洗い→お湯ですすぐ→洗濯機で洗う

これで泥汚れを洗っていきましょう。

手間なくして汚れ落としナシ!

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