気温が上がない令和元年の梅雨。今年は冷夏なのねと思ってたらいよいよ暑くなりそうなある朝のこと、畳にカビが生えているのに気づきました!
一瞬で生えたわけでもないのになぜ気づかなかったのか!!しかも寝室でなおかつ子どもの寝てる場所の頭側!!
お風呂なら何度もカビ掃除してきたけどさすがに畳はないわーと思って調べた、そして掃除が完了したので、その方法をお伝えします。
梅雨時期は油断しちゃだめですねー。
畳のカビ掃除方法4ステップ
2.消毒
3.乾燥
この掃除方法でカビ退治をしました。
ぼわぼわーっと発生してました。
準備するもの
・消毒スプレー
エタノールが良いのですが家にあるのはキッチンのアルコールスプレーでした。ないよりマシ。アルコールだし、除菌スプレーだし、と自分を納得させました。
【成分】発酵アルコール、グレープフルーツ、種子エキス、緑茶抽出物
・マスク
胞子を吸い込んだら困ります。病気になりたくないです。
・手袋
ゴム手袋より使い捨てられるビニール手袋にしました
・ドライワイパー
100均で買った、クイックルワイパーに装着シートを使いました。
・ウェットティッシュ
雑巾でもいいですがカビを拭いたらゴミ箱行きなので、使い捨てを選択。
・扇風機
小っちゃいヒーターの送風機能を使いました。
乾かせられればなんでもOK。ドライヤーでもいいはず。
・除湿機
念のためです。
手順
①まず、畳に生えているカビをドライシートでふき取ります。
胞子を飛ばさないように、絶対たたかないように気を付けて拭きます。
ビニール手袋ではドライシートが滑ってやりにくかったので、ここはやはりゴミ袋推奨したいところですね。
②消毒スプレーを噴射
カビがあったところを消毒します。
畳を濡らさないのが鉄則ですが、アルコールは揮発するからOKと聞いたことがあります。
③除菌シートで拭く。揮発するとはいってもしばらく濡れてるのでアルコールをふき取るのと、カビの残りもふき取るのが目的。
まだ緑色がシートにつくので、ドライシートでは拭き切れていなかったようでした。
④乾かす
扇風機をかける/ドライヤーをかける/布団乾燥機をかける
などとにかく濡れたままにしないように一気に乾かします。扇風機より後の二つのほうがスピーディーですよね。
今回は暑いのでドライヤーも布団乾燥機も敬遠しました。
除湿器は稼働。部屋の湿度が高いままではまた出てくるだろう、意味ないだろうということで除湿もします。パワーは弱いですがないよりマシです。
エアコンの除湿でもいいと思いますが電気代がかかりそうですよね。
最後、ゴミはまとめて手袋で握りしめ、手袋をひっくり返しながら脱いでくくって捨てました。
カビなんて『おおイヤだ!!』と見ないふりしたかったですが、思っている以上にカンタンに掃除できました。
この掃除方法なら畳のカビもすぐに除去できるので、見つけたらすぐにやっつけられます。多くなるとふき取るのも大変。
しかしなぜ畳がかびてしまうのでしょうか。昔から日本は梅雨~夏は湿度が高かった&畳の生活も多かったはずなのに。
湿度は確かに高い!高すぎます!!
畳にカビができる原因
1.湿気が多い、湿度が高い
昔の家と比べると気密性が良くなっている住宅が増えています。しかも梅雨となると洗濯物が乾かないので部屋干しの機会も増えます。
部屋に湿気がたまるとカビの絶好の繁殖条件となります。
2.カビにとって適度な室温
カビが生育できる温度というのは0度~40度、特に活発な温度は25度~28度とされています(文部科学省公表資料による)。
3.新しい畳であること
新しい“い草(畳の材料)”は湿気や空気中の臭い、ホコリを吸う力が豊富にあります。湿気を吸い過ぎることにもなり、カビが繁殖しやすい環境を作りやすいのです。
これを知って、築40年ほどの実家の和室の畳がカビなかった理由がわかりました。湿気のたまりやすい部屋で、天井や部屋の隅は白カビが発生していたのに畳にはカビが出ませんでしたが古かったんでしょうね。
日焼けもしてちょっとボロかったし。
こんな建物は畳にカビがはえやすい
風通しが悪く、湿度が高く、暖かい建物や部屋は、畳にカビが生えやすいといえます。
話題はそれますが、畳だけではなくて安物のカラーボックスもカビやすいと思いませんか?
防腐処理がされていないというだけの話でしょうか。梅雨から夏ごろに、使っていない部屋のカラーボックスを動かすとカビてるのを2年連続で目にしました。
風通しが悪いというのと同類ですが、新しい畳の上に敷物をしていると、カビやすいです。
和室が気に入らないと言ってフローリングシートやコルクマットを敷きっぱなしにしておくと、久しぶりにはがすと恐ろしいものを目にすることになるかもしれません!!
まとめ
畳のカビの掃除方法についてお伝えいたしましたが、家の中でカビを見つけるとものすごくヘコみますよね。
私は「まさか畳がカビるとかありえない!」と思ってしまいました。昔からあるものだから、日本家屋や日本の気候に適しているハズじゃなかったのかと。でもよく考えると、昔の家は気密性が悪かったんですよね。風通しだけは良かったらしいです。
それに今よりもずっと畳を干すのを簡単そうにやっているイメージがあります。畳干しする家の絵を見たことがあるんですよね。江戸時代だったはずです。
今回畳に発生した家はコンクリートの建物、日当たりが悪い、風通しはしていない状態でした。湿度もかなり高くなる部屋なのでこれからはもう少し気を付けないといけないですね。
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